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第12章 Business Central での複数のブランチ

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Business Central では複数のブランチの使用をサポートしており、すべてのアセットを含む、既存のブランチをもとに新規ブランチを作成できます。新規プロジェクト、インポートされたプロジェクト、サンプルプロジェクトはすべてデフォルトの master ブランチで開きます。必要な数だけブランチを作成し、master ブランチのオリジナルのプロジェクトに影響を与えずに、複数のブランチ間を切り替えて作業することができます。

Red Hat Process Automation Manager 7.11 には、ブランチの永続化サポートがあります。このサポートにより、Business Central が最後に使用したブランチを記憶し、ログインしなおしたときにそのブランチが開くようになります。

12.1. ブランチの作成

Business Central で新規ブランチを作成して、任意の名前を指定できます。最初は、デフォルトの master ブランチだけが存在します。プロジェクトに新しいブランチを作成するときに、選択したブランチのコピーが作成されます。オリジナルの master ブランチバージョンに影響を与えることなく、新規ブランチのプロジェクトに変更を加えることができます。

手順

  1. Business Central で、Menu Design Projects に移動します。
  2. Mortgage_Process のサンプルプロジェクトなど、新規ブランチを作成するプロジェクトをクリックします。
  3. master Add Branch をクリックします。

    図12.1 新規ブランチの作成メニュー

    新規ブランチの作成メニュー
  4. Name フィールドに testBranch1 と入力して、Add Branch ウィンドウから master を選択します。testBranch1 は、新規ブランチに指定する名前に置き換えます。
  5. Add Branch ウィンドウから、新規ブランチのベースとなるブランチを選択します。既存のブランチであれば、どれでも選択できます。
  6. Add をクリックします。

    図12.2 新規ブランチ追加のウィンドウ

    Adding the new branch testBranch1

新規ブランチの追加後に、そのブランチにリダイレクトされます。このブランチには、master ブランチのプロジェクト内にあったアセットがすべて含まれます。

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