44.3. RuleSet 定義または RuleTable 定義におけるその他のルール属性
RuleSet
領域および RuleTable
領域は、PRIORITY
、NO-LOOP
などのラベルおよび値もサポートします。RuleSet
領域に指定したルール属性は、(そのスプレッドシートだけでなく) 同じパッケージにあるすべてのルールアセットに影響します。RuleTable
領域に指定したルール属性は、そのルールテーブル内のルールにのみ影響します。各ルール属性は、RuleSet
領域で一度、RuleTable
領域で一度使用できます。同じ属性を、スプレッドシートの RuleSet
領域および RuleTable
領域の両方で使用した場合は、RuleTable
が優先され、RuleSet
領域の属性が上書きされます。
以下の表は、その他の RuleSet
定義または RuleTable
定義でサポートされるラベル (列ヘッダー) および値を示します。列ヘッダーには、指定のラベル、またはこの表に記載されている文字で始まるカスタムラベルのいずれかを使用できます。
ラベル | またはカスタムラベルの頭文字 | 値 |
---|---|---|
| P |
ルールの優先順位 (
例: |
| V |
日付定義および時間定義を含む文字列。現在の日時が
例: |
| Z |
日付定義および時間定義を含む文字列。現在日時が
例: |
| U |
ブール値。このオプションを
例: |
| G | ルールを割り当てるアジェンダグループを指定する文字列。アジェンダグループを使用すると、アジェンダをパーティションで区切り、ルールのグループに対する実行をさらに制御できます。フォーカスを取得したアジェンダグループのルールだけがアクティブになります。
例: |
| X | ルールを割り当てるアクティベーション (または XOR) グループを指定する文字列。アクティベーショングループでは、1 つのルールのみをアクティブ化できます。最初のルールが実行すると、アクティベーショングループの中で、アクティベーションが保留中のルールはすべてキャンセルされます。
例: |
| D | ルールの条件が一致している場合に、ルールがアクティブになってからの時間をミリ秒で定義する長整数値。
例: |
| T |
ルールのスケジュールに対する
例: |
| E | ルールのスケジュールを指定する Quartz カレンダーの定義。
例: |
| F |
アジェンダグループ内のルールにのみ適用可能なブール値。このオプションが
例: |
| L |
ルールフローグループまたはアジェンダグループ内のルールにのみ適用可能なブール値。このオプションを
例: |
| R | ルールフローグループを指定する文字列。ルールフローグループで、関連するルールフローによってそのグループがアクティブになった場合に限りルールを発行できます。
例: |
図44.2 属性列が含まれるデシジョンテーブルのサンプルスプレッドシート