5.8. MySQL または PostgreSQL データベースを使用した Spring Boot プロジェクトの設定


Red Hat Process Automation Manager ビジネスアプリケーションは、デフォルトの H2 データベースで生成されます。データベースのタイプは、MySQL または PostgreSQL に変更できます。

前提条件

  • business applications の Web サイトを使用して作成した Spring Boot アプリケーションのファイルがある。

手順

  1. Spring Boot プロジェクトの ZIP ファイルを <BUSINESS-APPLICATION>/<BUSINESS-APPLICATION>-service/src/main/resources フォルダーに展開します。<BUSINESS-APPLICATION> は Spring Boot プロジェクトの名前に置き換えます。
  2. テキストエディターで application.properties ファイルを開きます。
  3. MySQL または PostgreSQL を使用するように Spring Boot プロジェクトを設定し、以下のいずれかの手順を実行します。

    1. ビジネスアプリケーションで MySQL データベースを使用するように設定するには、application.properties ファイルで以下のパラメーターを検索して、以下の値に変更します。

      spring.datasource.username=jbpm
      spring.datasource.password=jbpm
      spring.datasource.url=jdbc:mysql://localhost:3306/jbpm
      spring.datasource.driver-class-name=com.mysql.jdbc.jdbc2.optional.MysqlXADataSource
      
      spring.jpa.properties.hibernate.dialect=org.hibernate.dialect.MySQL5InnoDBDialect
    2. ビジネスアプリケーションで PostgreSQL データベースを使用するように設定するには、application.properties ファイルで以下のパラメーターを検索して、以下の値に変更します。

      spring.datasource.username=jbpm
      spring.datasource.password=jbpm
      spring.datasource.url=jdbc:postgresql://localhost:5432/jbpm
      spring.datasource.driver-class-name=org.postgresql.xa.PGXADataSource
      
      spring.jpa.properties.hibernate.dialect=org.hibernate.dialect.PostgreSQLDialect
      注記

      oid 列タイプではなく bytea 列タイプを使用する PostgreSQL スキーマを作成するには、org.kie.persistence.postgresql.useBytea プロパティーの値を true に設定します。

      org.kie.persistence.postgresql.useBytea=true
  4. application.properties ファイルを保存します。
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