5.9. JPA 用のビジネスアプリケーションの設定
Java Persistence API (JPA) は、オブジェクトをリレーショナルデータベースにマッピング可能にする標準技術です。Red Hat Process Automation Manager のビジネスアプリケーションに、JPA を設定する必要があります。
前提条件
- business applications の Web サイトを使用して作成した ZIP ファイルがある。
手順
-
<BUSINESS-APPLICATION>.zip
ファイルを展開し、<BUSINESS-APPLICATION>/<BUSINESS-APPLICATION>-service/src/main/resources
ディレクトリーに移動します。ここで、<BUSINESS-APPLICATION>
は Spring Boot プロジェクトの名前に置き換えます。 -
テキストエディターで
application.properties
ファイルを開きます。 application.properties
ファイルで以下のパラメーターを検索して、以下の値が含まれていることを確認します。spring.jpa.properties.hibernate.dialect=org.hibernate.dialect.H2Dialect spring.jpa.properties.hibernate.show_sql=false spring.jpa.properties.hibernate.hbm2ddl.auto=update spring.jpa.hibernate.naming.physical-strategy=org.hibernate.boot.model.naming.PhysicalNamingStrategyStandardImpl
ビジネスアプリケーションにビジネス自動化機能がある場合は、コンマ区切りの一覧としてパッケージを追加し、エンティティーマネージャーファクトリーにエンティティーを追加してください。
spring.jpa.properties.entity-scan-packages=org.jbpm.springboot.samples.entities
ビジネス自動化機能の付いたビジネスアプリケーションは、Red Hat Process Automation Manager に同梱の
persistence.xml
ファイルをもとに、エンティティーマネージャーファクトリーを作成します。org.jbpm.springboot.samples.entities
パッケージにあるエンティティーはすべて、エンティティーマネージャーファクトリーに自動的に追加され、アプリケーションの他の JPA エンティティーと同じものが使用されます。
関連情報
JPA の設定に関する情報は、Spring Boot Reference Guide を参照してください。