31.4. 実行エラーの自動承認
デフォルトでは、実行エラーは発生しても承認されません。すべての実行エラーを手動で承認する必要がないように、一部またはすべての実行エラーを自動で承認するようにジョブを設定することができます。
自動承認ジョブを設定した場合、デフォルトで毎日ジョブが実行されます。実行エラーを一度だけ自動承認させるには、SingleRun
パラメーターを true
に設定します。
手順
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Business Central で、Menu
Manage Jobs を選択します。 - 画面右上の New Job をクリックします。
- Business Key フィールドにジョブの何らかの識別子を入力します。
Type フィールドに、自動承認ジョブの種類を入力します。
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org.jbpm.executor.commands.error.JobAutoAckErrorCommand
: タイプがJob
のすべての実行エラーを承認します。この場合、エラーが関連するジョブは現在キャンセル、完了、または別の実行のために再スケジュールされています。 -
org.jbpm.executor.commands.error.TaskAutoAckErrorCommand
: タイプがTask
のすべての実行エラーを承認します。この場合、エラーが関連するタスクは終了状態 (完了、失敗、終了、廃止) にあります。 -
org.jbpm.executor.commands.error.ProcessAutoAckErrorCommand
: あらゆるタイプのすべての実行エラーを承認します。この場合、エラーの発生元であるプロセスインスタンスは既に終了している (完了または中止) か、またはエラーの発生元であるタスクが既に終了しています。
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Due On でジョブの完了時間を選択します。
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ジョブをすぐに実行する場合は、
Run now
オプションを選択します。 特定の時間にジョブを実行する場合は、
Run later
を選択します。Run later
オプションの横に日時フィールドが表示されます。フィールドをクリックしてカレンダーを開き、ジョブの特定の日時をスケジュールします。図31.3 自動承認ジョブのスケジューリング例
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ジョブをすぐに実行する場合は、
デフォルトでは、最初の実行後、ジョブは毎日 1 回実行されます。この設定を変更するには、次の手順を実行します。
- Advanced タブをクリックします。
- Add Parameter ボタンをクリックします。
ジョブに適用する設定パラメーターを入力します。
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ジョブを一度だけ実行させたい場合は、
SingleRun
パラメーターを追加して、値をtrue
にします。 -
ジョブを定期的に実行させたい場合は、
NextRun
パラメーターを追加して、値を有効な時間表現 (2h
、5d
、1m
など) にします。
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ジョブを一度だけ実行させたい場合は、
オプション: カスタムエンティティーマネージャーのファクトリー名を設定するには、
EmfName
パラメーターを入力します。図31.4 自動承認ジョブのパラメーター設定の例
- Create をクリックしてジョブを作成し、Manage Jobs ページに戻ります。