31.5. エラー一覧のクリーンアップ
プロセスエンジンは、実行エラーを ExecutionErrorInfo
データベーステーブルに格納します。テーブルをクリーンアップしてエラーを永久に除去したい場合は、org.jbpm.executor.commands.ExecutionErrorCleanupCommand
コマンドでジョブをスケジューリングすることができます。
このコマンドは、完了または中止されたプロセスインスタンスに関連する実行エラーを削除します。
手順
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Business Central で、Menu
Manage Jobs を選択します。 - 画面右上の New Job をクリックします。
- Business Key フィールドにジョブの何らかの識別子を入力します。
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Type フィールドに
org.jbpm.executor.commands.ExecutionErrorCleanupCommand
と入力します。 Due On でジョブの完了時間を選択します。
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ジョブをすぐに実行する場合は、
Run now
オプションを選択します。 -
特定の時間にジョブを実行する場合は、
Run later
を選択します。Run later
オプションの横に日時フィールドが表示されます。フィールドをクリックしてカレンダーを開き、ジョブの特定の日時をスケジュールします。
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ジョブをすぐに実行する場合は、
- Advanced タブをクリックします。
必要に応じて、以下のいずれかのパラメーターを追加します。
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DateFormat
: パラメーター内の日付の書式を指定します。設定されていない場合は、SimpleDateFormat
クラスのパターンと同様にyyyy-MM-dd
が使用される。 -
EmfName
: クエリーに使用するカスタムエンティティーマネージャーファクトリーの名前。 -
SingleRun
: ジョブを 1 回実行するようにスケジューリングします。true
に設定すると、ジョブは 1 回実行され、繰り返し実行されるようにスケジュールされません。 -
NextRun
: ある期間内に繰り返し実行されるようにジョブをスケジューリングします。値は、1d
、5h
、10m
などの有効な時間表現でなければなりません。 -
OlderThan
: 設定された日付より古いエラーのみを削除します。値は日付でなければなりません。 -
OlderThanPeriod
: 現在の時刻と比較して、指定された期間より古いエラーだけを削除します。値は、1d
、5h
、10m
などの有効な時間表現でなければなりません。 -
ForProcess
: プロセス定義に関連するエラーのみを削除します。値はプロセス定義の識別子でなければなりません。 -
ForProcessInstance
: プロセスインスタンスに関連するエラーのみを削除します。値はプロセスインスタンスの識別子でなければなりません。 -
ForDeployment
: デプロイメント識別子に関連するエラーのみを削除します。値はデプロイメントの識別子でなければなりません。
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