第20章 Business Central でのプロセスインスタンスのフィルターリング
Business Central には、プロセスインスタンスの検索とフィルターができるように、基本フィルターと詳細フィルターが追加されました。State、Errors、Filter By、Name、Start Date、および Last update などの属性でプロセスをフィルターリングできます。Advanced Filters オプションを使用してカスタムのフィルターを作成することも可能です。新規作成したカスタムフィルターは Saved Filters ペインに追加されます。このペインには、Manage Process Instances ページの左側にある星のアイコンをクリックしてアクセスできます。
manager
ロールまたは rest-all
ロールが割り当てられたユーザー以外はすべて、Business Central でプロセスインスタンスにアクセスしてフィルターリング機能を使用できます。
20.1. 基本フィルターを使用したプロセスインスタンスのフィルターリング
Business Central には、State、Errors、Filter By、Name、Start Date、Last update などの属性をもとにプロセスインスタンスをフィルターリングして検索する基本フィルター機能が含まれます。
手順
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Business Central で、Menu
Manage Process Instances に移動します。 Manage Process Instances ページで、ページの左側にあるフィルターアイコンをクリックして、Filters ペインを展開して、使用するフィルターを選択します。
- State: 状態をもとにプロセスインスタンスをフィルターリングします (Active、Aborted、Completed、Pending、および Suspended)。
- Errors: エラーが最低 1 つ含まれるプロセスインスタンス、またはエラーが含まれないプロセスインスタンスをフィルターリングします。
- Filter By: Id、Initiator、Correlation Key、または Description 属性をもとにプロセスインスタンスをフィルターリングします。
- Name: プロセス定義名をもとにプロセスインスタンスをフィルターリングします。
- Definition ID: インスタンス定義の ID。
- Deployment ID: インスタンスデプロイメントの ID。
- SLA Compliance: SLA コンプライアンスのステータス (Aborted、Met、N/A、Pending、および Violated)。
- Parent Process ID: 親プロセスインスタンスの ID です。
- Start Date: 作成日をもとにプロセスインスタンスをフィルターリングします。
- Last update: 最終変更日をもとにプロセスインスタンスをフィルターリングします。
Advanced Filters オプションを使用して、Business Central でカスタムフィルターを作成することもできます。