第6章 Red Hat ビルドの Kogito イベントアドオン


イベントアドオンは、EventEmitter および EventReceiver インターフェイスでサポートされているターゲットプラットフォームでのデフォルトの実装を提供します。EventEmitter および EventReceiver インターフェイスを使用して、プロセスによるメッセージング、サーバーレスワークフローイベント、およびイベント決定処理を有効にすることができます。

6.1. Red Hat ビルドの Kogito イベントアドオンのメッセージペイロードデコレータの実装

依存するアドオンは、MessagePayloadDecorator を実装できます。

前提条件

  • Red Hat ビルドの Kogito イベントアドオンをインストールしました。

手順

  1. クラスパスに META-INF/services/org.kie.kogito.add-on.cloudevents.message.MessagePayloadDecorator という名前のファイルを作成します。
  2. ファイルを開きます。
  3. ファイルに実装クラスのフルネームを入力します。
  4. ファイルを保存します。

    MessagePayloadDecoratorProvider は、アプリケーションの起動時にファイルをロードし、ファイルを装飾チェーンに追加します。Red Hat ビルドの Kogito が MessagePayloadDecoratorProvider#decorate を呼び出す場合、実装は装飾アルゴリズムの一部です。

  5. イベントアドオンを使用するには、プロジェクトの pom.xml ファイルに次のコードを追加します。

    {QAURKUS} のイベント smallrye アドオン

    <dependency>
      <groupId>org.kie.kogito</groupId>
      <artifactId>kogito-addons-quarkus-events-smallrye</artifactId>
      <version>1.15</version>
    </dependency>

    {QAURKUS} のイベント決定アドオン

    <dependency>
      <groupId>org.kie.kogito</groupId>
      <artifactId>kogito-addons-events-decisions</artifactId>
      <version>1.15</version>
    </dependency>

    Spring Boot 用のイベント Kafka アドオン

    <dependency>
      <groupId>org.kie.kogito</groupId>
      <artifactId>kogito-addons-springboot-events-kafka</artifactId>
      <version>1.15</version>
    </dependency>

    Spring Boot のイベント決定アドオン

    <dependency>
      <groupId>org.kie.kogito</groupId>
      <artifactId>kogito-addons-springboot-events-decisions</artifactId>
      <version>1.15</version>
    </dependency>

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