第27章 ケース定義の設計


Business Central のプロセスデザイナーを使用してケースを設計できます。ケース設計は、ケース管理に基づいて、各ケースに固有の目的およびタスクを設定します。ケースフローは、動的タスクまたはプロセスを追加して、実行時に動的に変更できます。この手順では、同じケース定義を作成して、ケース定義設計プロセスを学びます。

Business Central の IT_Orders サンプルプロジェクトには次の orderhardware ビジネスプロセスケース定義が含まれています。

図27.1 orderhardware ビジネスプロセスケース定義

IT Orders case design

前提条件

手順

  1. Business Central にログインし、Menu Design Projects の順にクリックし、IT_Orders_New をクリックします。
  2. Add Asset Case Definition の順にクリックします。
  3. Create new Case definition ウィンドウで、次の必要な情報を追加します。

    • Case Definition: orderhardware を入力します。これは通常、ケース管理されているケースまたはプロジェクトの主題です。
    • Package: com.myspace.it_orders_new を選択して、ケースファイルの作成場所を指定します。
  4. OK をクリックしてプロセスデザイナーを開きます。
  5. ケース内で使用されるサブプロセス、サブケース、およびビジネスルールにアクセス可能なケースファイル変数に値を定義します。

    1. 右上隅の Properties diagram properties アイコンをクリックします。
    2. 下方向にスクロールして Case Management を展開し、Case File Variables セクションの the plus sign icon をクリックして、次の値を入力します。

      図27.2 orderhardware ケースファイル変数

      Case file variables
    注記

    次のケースファイル変数は、カスタムのデータ型です。

    • hwSpec: org.jbpm.document.Document (この値の型)
    • survey: Survey [com.myspace.it_orders_new] (この値を選択)
  6. Save をクリックします。
  7. ケースに関係するロールを定義します。

    1. 右上隅の Properties diagram properties アイコンをクリックします。
    2. 下方向にスクロールして Case Management を展開し、Case Roles セクションの the plus sign icon をクリックして、次の値を入力します。

      図27.3 orderhardware ケースロール

      Case roles
      • owner: ハードウェア注文リクエストを行う従業員。ロールの基数は 1 に設定されます。これは、このロールに割り当てられるユーザーまたはグループが 1 つであることを示しています。
      • manager: 従業員のマネージャー。要求されたハードウェアを承認または拒否する人。ロールの基数は 1 に設定されます。これは、このロールに割り当てられるユーザーまたはグループが 1 つであることを示しています。
      • supplier: システム内の IT ハードウェアの利用可能なサプライヤー。ロールの基数は 2 に設定します。つまり、このロールに複数のサプライヤーを割り当てることができます。
  8. Save をクリックします。

27.1. Place order サブプロセスの作成

Place order サブプロセスを作成します。このサブプロセスは、サプライヤーが実行する別のビジネスプロセスです。このサブプロセスは、27章ケース定義の設計 で説明されているように、ケースの実行中に発生する再利用可能なプロセスです。

前提条件

手順

  1. Business Central にログインし、Menu Design Projects IT_Orders_New の順にクリックします。
  2. プロジェクトメニューから Add Asset Business Process の順にクリックします。
  3. Create new Business Process ウィザードで、以下の値を入力します。

    • Business Process: place-order
    • Package: com.myspace.it_orders_new を選択します。
  4. OK をクリックします。ダイアグラムエディターが開きます。
  5. キャンバスの空きスペースをクリックし、右上隅の Properties diagram properties アイコンをクリックします。
  6. 下にスクロールして プロセスデータ を展開し、 the plus sign icon プロセス変数 セクションで、プロセス 変数 の下に次の値を入力します。

    Expand
    表27.1 プロセス変数
    名前データ型

    CaseID

    String

    Requestor

    String

    _hwSpec

    org.jbm.doc

    ordered_

    Boolean

    info_

    String

    caseFile_hwSpec

    org.jbm.doc

    caseFile-ordered

    Boolean

    caseFile-orderinf

    String

    図27.4 完了したプロセス変数

    プロセス変数リストのスクリーンキャプチャ
  7. Save をクリックします。
  8. 開始イベントをキャバスにドラッグして、開始イベントからタスクに外向き接続を作成し、新しいタスクをユーザータスクに変換します。

    タスクの作成アイコンのスクリーンキャプチャ
    ユーザーに変換アイコンのスクリーンキャプチャ
  9. ユーザータスクをクリックし、Properties パネルの Name フィールドに Place order を入力します。
  10. Implementation/Execution をデプロイメントし、Groups メニューで Add をクリックし、さらに Select New をクリックして supplier を入力します。
  11. Assignments フィールドで the Properties icon をクリックし、Place order Data I/O ダイアログボックスに以下のデータ入力と出力を追加します。

    Expand
    表27.2 データ入力と割り当て
    名前データ型ソース

    _hwSpec

    org.jbpm.document

    caseFile_hwSpec

    orderNumber

    String

    CaseId

    Requestor

    String

    Requestor

    Expand
    表27.3 データ出力と割り当て
    名前データ型Target

    ordered_

    Boolean

    caseFile_ordered

    info_

    String

    CaseFile_orderInfo

    Place order Data I/0 ダイアログのスクリーンキャプチャ

    最初の入力割り当ては、Data Type として Custom を選択し、org.jbpm.document.Document を入力します。

  12. OK をクリックします。
  13. Skippable チェックボックスを選択し、Description フィールドに次の文字を入力します。

    Approved order #{CaseId} to be placed

  14. Place order ユーザータスクから外向き接続を作成し、終了イベントに接続します。

    Place オーダーユーザータスクのスクリーンキャプチャ
    Place ユーザータスクに追加された終了イベントのスクリーンキャプチャ
  15. Save をクリックして、変更を確定します。

Business Central の新規エディターでサブプロセスを開くには、メインプロセスの Place order タスク、Open Sub-process タスクアイコンの順にクリックします。

Open Sub-process アイコンのスクリーンキャプチャ
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