はじめに
システムエンジニアは、Red Hat OpenShift Container Platform に Red Hat Process Automation Manager 環境をデプロイしてプロセスや他のビジネスアセットを開発または実行するインフラストラクチャーを提供できます。OpenShift Operators を使用して、構造化された YAML ファイルに定義された環境をデプロイして、必要に応じてこの環境を維持して変更できます。
前提条件
- Red Hat OpenShift Container Platform 環境が利用可能であること。Operator は Red Hat OpenShift Container Platform バージョン 4.1 および 4.2 でサポートされます。
- OpenShift 環境で 4 ギガバイト以上のメモリーが利用できる。
- デプロイメントする OpenShift プロジェクトが作成されている。
- OpenShift Web コンソールを使用してプロジェクトにログインしている。
動的永続ボリューム (PV) のプロビジョニングが有効化されている。または、動的 PV プロビジョニングが有効でない場合は、十分な永続ボリュームが利用できる状態でなければなりません。デフォルトでは、デプロイされるコンポーネントには以下の PV サイズが必要です。
- それぞれのデプロイされた Process Server Pod のセットには、デフォルトでデータベースに 1 つの 1Gi PV が必要になります。データベース PV のサイズは変更することができます。複数のイミュータブルサーバーをデプロイでき、それぞれには別個のデータベース PV が必要になります。この要件は、外部データベースサーバーを使用する場合には適用されません。
- デフォルトでは、Business Central は 1 Gi 分の PV が必要です。テンプレートパラメーターで、Business Central 永続ストレージの PV サイズを変更できます。
- Business Central Monitoring には、1 つの 64Mi PV が必要です。
- Smart Router には、1 つの 64Mi PV が必要です。
Business Central または Business Central Monitoring Pod のいずれかをスケーリングする予定がある場合には、OpenShift 環境では、
ReadWriteMany
モードで永続ボリュームがサポートされます。ご使用の環境がこのモードに対応していない場合、NFS を使用してボリュームをプロビジョニングできます。重要ReadWriteMany
モードは、OpenShift Online および OpenShift Dedicated ではサポートされません。