3.2.7. S2I の使用によるイミュータブル Process Server 用の AMQ サーバーとの通信の設定
rhpam76-prod-immutable-kieserver-amq.yaml
テンプレートファイルを使用する場合、Process Server の JMS 機能が有効にされます。外部の AMQ メッセージブローカーを使用して、JMS API 経由でサーバーと対話できます。
環境に必要な場合は、JMS 設定を変更できます。
前提条件
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rhpam76-prod-immutable-kieserver-amq.yaml
テンプレートファイルを使用して 「S2I の使用によるイミュータブル Process Server のテンプレート設定の開始」 に説明されているテンプレートの設定を開始していること。
手順
必要に応じて、お使いの環境に以下のパラメーターのいずれかを設定します。
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AMQ ユーザー名 (
AMQ_USERNAME
) および AMQ パスワード (AMQ_PASSWORD
): ブローカーのユーザー認証が環境で必要な場合の標準ブローカーユーザーのユーザー名およびパスワード。 -
AMQ ロール (
AMQ_ROLE
): 標準ブローカーユーザーのユーザーロール。デフォルトロールはadmin
です。 -
AMQ キュー (
AMQ_QUEUES
): コンマで区切られた AMQ キュー名。これらのキューはブローカーの起動時に自動的に作成され、JBoss EAP サーバーの JNDI リソースとしてアクセスできます。カスタムのキュー名を使用する場合は、同じキュー名をKIE_SERVER_JMS_QUEUE_RESPONSE
パラメーター、KIE_SERVER_JMS_QUEUE_REQUEST
パラメーター、KIE_SERVER_JMS_QUEUE_SIGNAL
パラメーター、KIE_SERVER_JMS_QUEUE_AUDIT
パラメーター、およびKIE_SERVER_JMS_QUEUE_EXECUTOR
パラメーターに設定する必要もあります。 -
AMQ グローバル最大サイズ (
AMQ_GLOBAL_MAX_SIZE
): メッセージデータが消費できるメモリーの最大量。値が指定されない場合は、Pod で利用可能なメモリーの半分が割り当てられます。 -
AMQ Protocols (
AMQ_PROTOCOL
): コンマで区切られた、Process Server が AMQ サーバーとの通信に使用できるブローカーのプロトコル。許可される値は、openwire
、amqp
、stomp
、およびmqtt
です。openwire
のみが JBoss EAP でサポートされます。デフォルト値はopenwire
です。 -
AMQ ブローカーイメージ (
AMQ_BROKER_IMAGESTREAM_NAME
): AMQ ブローカーイメージのイメージストリーム名。
次のステップ
必要な場合は、追加のパラメーターを設定します。
デプロイを完了するには、「S2I の使用によるイミュータブル Process Server テンプレートのデプロイの開始」 の手順に従います。