第12章 Business Central でのプロセス定義とプロセスインスタンス
プロセス定義は、Business Process Model and Notation (BPMN) 2.0 ファイルであり、プロセスとその BPMN ダイアグラムのコンテナーとして機能します。プロセス定義には、関連するサブプロセスや、選択した定義に参加しているユーザーとグループの数など、ビジネスプロセスに関する利用可能な情報がすべて表示されます。
プロセス定義は、プロセス定義が使用するインポートされたプロセスの import エントリー、および relationship エントリーも定義します。
プロセス定義の BPMN2 ソース
ビジネスプロセスを含むプロジェクトを作成し、設定してデプロイした後に、Business Central の Menu
プロセス定義の一覧には、プラットフォームにデプロイした利用可能なすべてのプロセス定義が表示されます。各プロセス定義をクリックすると、対応するプロセス定義の詳細が表示されます。そのプロセスに関連するサブプロセスが存在するかどうか、プロセス定義にユーザーおよびグループがいくつ存在するかなど、プロセス定義の情報が表示されます。プロセス定義に関する詳細ページの Diagram タブには、プロセス定義の BPMN2 ベースのダイアグラムが含まれます。
選択したプロセス定義内からそれぞれ、右上隅の New Process Instance ボタンをクリックして、プロセス定義用の新規プロセスインスタンスを起動できます。利用可能なプロセスから起動したプロセスインスタンスは、Menu
Manage ドロップダウンメニュー (Process Definition、Process Instances、Tasks、Execution Errors および Jobs) と Menu
Business Central でのプロセスおよびタスクの管理に関する詳細は、「Managing and monitoring business processes in Business Central」を参照してください。
12.1. プロセス定義ページからのプロセスインスタンスの開始 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Menu
前提条件
- Business Central に、プロセス定義が設定されたプロジェクトがデプロイされている。
手順
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Business Central で Menu
Manage Process Definitions に移動します。 - 一覧から、新しいプロセスインスタンスを開始するプロセス定義を選択します。定義の詳細ページが開きます。
- 右上にある New Process Instance ボタンをクリックし、新しいプロセスインスタンスを開始します。
- プロセスインスタンスに必要な情報を提供します。
- Submit をクリックして、プロセスインスタンスを作成します。
-
Menu
Manage Process Instances で新規プロセスインスタンスを表示します。
12.2. プロセスインスタンスページからプロセスインスタンスの開始 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Menu
前提条件
- Business Central に、プロセス定義が設定されたプロジェクトがデプロイされている。
手順
-
Business Central で、Menu
Manage Process Instances に移動します。 - 右上の New Process Instance ボタンをクリックし、ドロップダウンリストから新しいプロセスインスタンスを開始するプロセス定義を選択します。
- 新しいプロセスインスタンスを開始するのに必要な情報を入力します。
Start をクリックして、プロセスインスタンスを作成します。
Manage Process Instances 一覧に新しいプロセスインスタンスが表示されます。
12.3. XML でのプロセス定義 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
BPMN 2.0 仕様を使用して、XML 形式でプロセスを直接作成できます。これらの XML プロセスの構文は、BPMN 2.0 XML スキーマ定義を使用して定義されます。
プロセス XML ファイルは、以下のコアセクションで構成されます。
-
process: これは、さまざまなノードとそのプロパティーの定義を含むプロセス XML の最上部になります。プロセス XML ファイルは、1 つの<process>要素で構成されます。この要素には、プロセスに関連するパラメーター (そのタイプ、名前、ID、およびパッケージ名) が含まれ、3 つのサブセクションで構成されます。つまり、変数、グローバル、インポート、レーンなどのプロセスレベル情報が定義されるヘッダーセクション、プロセス内の各ノードを定義するノードセクション、およびプロセス内のすべてのノード間の接続を含む接続セクションの 3 つです。 -
BPMNDiagram: これは、ノードの場所など、すべての描画情報を含むプロセス XML ファイルの下の部分になります。ノードセクションには、各ノードの特定の要素が含まれ、そのノードタイプのさまざまなパラメーターとサブ要素を定義します。
以下のプロセス XML ファイルのフラグメントは、開始イベント、"Hello World" をコンソールに出力するスクリプトタスク、および終了イベントを含むシンプルなプロセスを示しています。