3.8.2. 終了イベントの非同期シグナルの設定
終了イベントは、ビジネスプロセスの完了を示します。なし、および中断終了イベント以外の終了イベントはすべて出力イベントです。出力シグナルの終了イベントは、プロセスまたはサブプロセスフローの終了に使用します。実行フローがこの要素に入ると、実行フローが終了し、SignalRef
プロパティーで特定されたシグナルを生成します。
Business Central で終了イベントの非同期シグナルを設定できます。
前提条件
- Business Central でプロジェクトを作成済みである。これにはビジネスプロセスアセットが 1 つ以上含まれます。
- Business Central に、プロセス定義が設定されたプロジェクトがデプロイされている。
手順
- ビジネスプロセスアセットを開きます。
- プロセスデザイナーキャンバスで、左のツールバーから End Signal をドラッグアンドドロップします。
- 画面の右上にある Properties アイコンをクリックして、Properties パネルを開きます。
- Data Assignments セクションを展開します。
- Assignments サブセクションの下のボックスをクリックします。Task Data I/O ダイアログボックスが開きます。
- Data Inputs and Assignments の横にある Add をクリックします。
- Name フィールドに、出力されたイベント名を async と入力します。
- Data Type と Source のフィールドは空白のままにします。
- OK をクリックします。
各セッションに executor サービスが自動的に設定されます。これにより、各プロセスインスタンスが異なるトランザクションで通知されるようになります。