第3章 プロセスインスタンス管理
すべてのプロセスインスタンスは、Menu
プロセスインスタンスのいずれかをクリックして、そのインスタンスの詳細を表示します。
プロセスインスタンスページには、プロセスに関するランタイム情報が記載されたいくつかのタブがあります。
- Instance Details タブ: ここでは、プロセス内で何が起こっているかについて簡単な概要を表示します。ここには、インスタンスの現在のステータスや、実行中のアクティビティーが表示されます。
- Process Variables タブ: インスタンスが操作するすべてのプロセス変数と、ドキュメントを含む変数の例外が表示されます。また、プロセス変数の値を編集し、その履歴を表示することもできます。
- Documents タブ: プロセスに org.jbpm.Document タイプの変数が含まれる場合は、プロセスのドキュメントを表示します。これにより、添付されるドキュメントへのアクセス、ダウンロード、操作が簡単になります。
- Logs タブ: 関連するエンドユーザーのプロセスインスタンスログを表示します。詳細情報は、「 プロセスおよびタスクとの対話」を参照し てください。
- Diagram タブ: BPMN2 ダイアグラムを介してプロセスインスタンスの進捗を追跡します。進行中のプロセスフローのノードは赤く強調表示されます。
Intelligent Process Server ランタイムデータへのアクセスに必要なユーザー認証情報および条件の詳細は『 Red Hat Process Automation Manager インストールの計画』 を参照してください。
3.1. プロセスインスタンスのフィルターリング
Menu
手順
-
Business Central で、Menu
Manage Process Instances に移動します。 Manage Process Instances ページで、ページの左側にあるフィルターアイコンをクリックして、Filters ペインを展開して、使用するフィルターを選択します。
- State: 状態をもとにプロセスインスタンスをフィルターリングします (Active、Aborted、Completed、Pending、および Suspended)。
- Errors: エラーが最低 1 つ含まれるプロセスインスタンス、またはエラーが含まれないプロセスインスタンスをフィルターリングします。
Filter By: 以下の属性に基づいてプロセスインスタンスをフィルターリングします。
Id: プロセスインスタンス ID 別にフィルターリングします。
入力:
Numeric
Initiator: プロセスインスタンスイニシエーターのユーザー ID でフィルターリングします。
ユーザー ID は一意の値で、ID 管理システムにより異なります。
入力:
String
Correlation key: 相関キー別にフィルターリングします。
入力:
String
Description: プロセスインスタンスを説明別にフィルターリングします。
入力:
String
- Name: プロセス定義名をもとにプロセスインスタンスをフィルターリングします。
- Definition ID: インスタンス定義の ID。
- Deployment ID: インスタンスデプロイメントの ID。
- SLA Compliance: SLA コンプライアンスのステータス (Aborted、Met、N/A、Pending、および Violated)。
- Parent Process ID: 親プロセスの ID。
- Start Date: 作成日をもとにプロセスインスタンスをフィルターリングします。
- Last update: 最終変更日をもとにプロセスインスタンスをフィルターリングします。
Advanced Filters オプションを使用して、Business Central でカスタムフィルターを作成することもできます。