第24章 Process Server 使用時のパフォーマンスチューニングに関する考慮点


以下の主要な概念または推奨のプラクティスを使用すると、Process Server のパフォーマンスの最適化に役立ちます。本セクションではこの概念についてまとめており、随時、他のドキュメントを相互参照して詳細を説明します。本セクションは、Red Hat Process Automation Manager の新しいリリースで、必要に応じて拡張または変更します。

開発時には、必ず開発モードを有効にする

Process Server または特定のプロジェクトを Business Central に設定して、production モードまたは development モードを使用できます。デフォルトでは、Process Server と Business Central の新規プロジェクトはすべて、開発モードになっています。このモードには、プロジェクトの開発ポリシーに柔軟性をもたせるなど、開発が容易にすすむ機能や、重複した GAV の検出を無効化するなど、開発中の Process Server のパフォーマンスを最適化する機能が含まれます。Red Hat Process Automation Manager 環境が確立し、実稼働モードを実行できる準備が完全に整うまで、開発モードを使用してください。

環境モードの設定または重複する GAV の検出の詳細は、以下の資料を参照してください。

Process Server の機能と拡張を特定のニーズに適合させます。

Process Server の機能は、ビジネスニーズに合わせて有効化、無効化、または拡張可能なプラグインにより決まります。デフォルトでは、Process Server 拡張機能は REST または JMS データトランスポートで公開され、事前定義済みのクライアント API を使用します。追加の REST エンドポイントで既存の Process Server 機能を拡張するか、REST または JMS 以外の対応のトランスポートメソッドを拡張するか、Process Server クライアントの機能を拡張できます。

Process Server 機能は柔軟であるため、デフォルトの Process Server 機能にビジネスニーズを合わせるのではなく、Process Server インスタンスをビジネスニーズに適合できます。

Process Server の機能の有効化、無効化、または拡張に関する詳細は、23章Process Server の機能と拡張 を参照してください。

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