1.4. configBundleSecret について


spec.configBundleSecret フィールドは、QuayRegistry リソースと同じ namespace にある Secret の名前へのオプションの参照です。この Secret には config.yaml のキー/値のペアが含まれる必要があります。この値は Red Hat Quay 設定ファイルです。

configBundleSecret は、以下のような Red Hat Quay の設定を定義する config.yaml ファイルを保存します。

  • 認証バックエンド(OIDC、LDAP など)
  • 外部 TLS ターミネーションの設定
  • リポジトリー作成ポリシー
  • 機能フラグ
  • 通知設定

Red Hat Quay 管理者は、このシークレットを以下のように更新する可能性があります。

  • 新しい認証方法を有効にする
  • カスタム SSL/TLS 証明書の追加
  • セキュリティースキャン設定の変更

このフィールドを省略すると、Red Hat Quay Operator はデフォルト値と管理コンポーネント設定に基づいて設定シークレットを自動的に生成します。フィールドを指定すると、config.yaml の内容は基本設定として使用され、マネージドコンポーネントの値にマージされ、quay アプリケーション Pod にマウントされる最終的な設定を形成します。

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