2.3. データベースの設定
Quay にはメタデータを格納するためのデータベースが必要です。Postgres は本書全体で使用され、高可用性設定での使用が推奨されています。また、以下で説明されている設定と同様の方法で MySQL を使用できます。
2.3.1. Postgres のセットアップ
この概念実証のシナリオでは、ローカルファイルシステムのディレクトリーを使用してデータベースデータを永続化します。
ここでは $QUAY 変数で示されるインストールフォルダーで、データベースデータのディレクトリーを作成し、パーミッションを適切に設定します。
$ mkdir -p $QUAY/postgres-quay $ setfacl -m u:26:-wx $QUAY/postgres-quay
データベースデータのボリューム定義と共にユーザー名、パスワード、データベース名、ポートを指定して、
podman run
を使用してPostgres
コンテナーを起動します。$ sudo podman run -d --rm --name postgresql-quay \ -e POSTGRESQL_USER=quayuser \ -e POSTGRESQL_PASSWORD=quaypass \ -e POSTGRESQL_DATABASE=quay \ -e POSTGRESQL_ADMIN_PASSWORD=adminpass \ -p 5432:5432 \ -v $QUAY/postgres-quay:/var/lib/pgsql/data:Z \ registry.redhat.io/rhel8/postgresql-10:1
Quay で必要な Postgres
pg_trgm
モジュールがインストールされていることを確認します。$ sudo podman exec -it postgresql-quay /bin/bash -c 'echo "CREATE EXTENSION IF NOT EXISTS pg_trgm" | psql -d quay -U postgres'