6.4.3. ビルダーの有効化および Red Hat Quay 設定バンドルへのビルド設定の追加
- Red Hat Quay の設定で Builds が有効になっていることを確認してください。
FEATURE_BUILD_SUPPORT: True
- Red Hat Quay の設定バンドルに以下を追加し、各値をインストールに固有の値で置き換えます。
注記
現在、Red Hat Quay Config Tool を介して有効にできるのは Build 機能自体のみです。Build Manager と Executor の実際の設定は、config.yaml ファイルで手動で行う必要があります。
BUILD_MANAGER:
- ephemeral
- ALLOWED_WORKER_COUNT: 1
ORCHESTRATOR_PREFIX: buildman/production/
ORCHESTRATOR:
REDIS_HOST: quay-redis-host
REDIS_PASSWORD: quay-redis-password
REDIS_SSL: true
REDIS_SKIP_KEYSPACE_EVENT_SETUP: false
EXECUTORS:
- EXECUTOR: kubernetes
BUILDER_NAMESPACE: builder
K8S_API_SERVER: api.openshift.somehost.org:6443
K8S_API_TLS_CA: /conf/stack/extra_ca_certs/build_cluster.crt
VOLUME_SIZE: 8G
KUBERNETES_DISTRIBUTION: openshift
CONTAINER_MEMORY_LIMITS: 5120Mi
CONTAINER_CPU_LIMITS: 1000m
CONTAINER_MEMORY_REQUEST: 3968Mi
CONTAINER_CPU_REQUEST: 500m
NODE_SELECTOR_LABEL_KEY: beta.kubernetes.io/instance-type
NODE_SELECTOR_LABEL_VALUE: n1-standard-4
CONTAINER_RUNTIME: podman
SERVICE_ACCOUNT_NAME: *****
SERVICE_ACCOUNT_TOKEN: *****
QUAY_USERNAME: quay-username
QUAY_PASSWORD: quay-password
WORKER_IMAGE: <registry>/quay-quay-builder
WORKER_TAG: some_tag
BUILDER_VM_CONTAINER_IMAGE: <registry>/quay-quay-builder-qemu-rhcos:v3.4.0
SETUP_TIME: 180
MINIMUM_RETRY_THRESHOLD: 0
SSH_AUTHORIZED_KEYS:
- ssh-rsa 12345 someuser@email.com
- ssh-rsa 67890 someuser2@email.com
各設定項目の説明は以下のとおりです。
- ALLOWED_WORKER_COUNT
- Red Hat Quay Pod ごとにインスタンス化される Build Worker の数を定義します。通常、これは ‘1' です。
- ORCHESTRATOR_PREFIX
- すべての Redis キーに追加される一意の接頭辞を定義します (Orchestrator の値を他の Redis キーから分離するのに便利です)。
- REDIS_HOST
- Redis サービスのホスト名。
- REDIS_PASSWORD
- Redis サービスに認証されるためのパスワード。
- REDIS_SSL
- Redis の接続に SSL を使用するかどうかを定義します。
- REDIS_SKIP_KEYSPACE_EVENT_SETUP
-
デフォルトでは、Red Hat Quay はランタイム時のキーイベントに必要なキースペースイベントを設定しません。これを行うには、REDIS_SKIP_KEYSPACE_EVENT_SETUP を
falseに設定します。 - EXECUTOR
- このタイプのエグゼキュータの定義を開始します。有効な値は ‘kubernetes' および ‘ec2' です。
- BUILDER_NAMESPACE
- Red Hat Quay のビルドが行われる Kubernetes 名前空間
- K8S_API_SERVER
- ビルドが行われる OpenShift クラスターの API サーバーのホスト名
- K8S_API_TLS_CA
-
API 呼び出しの実行時に Quay アプリケーションが信頼するビルドクラスターの CA 証明書の
Quayコンテナーのファイルパス。 - KUBERNETES_DISTRIBUTION
- 使用している Kubernetes の種類を示します。有効な値は‘openshift' および ‘k8s' です。
- CONTAINER_*
- 各ビルド Pod のリソース要求および制限を定義します。
- NODE_SELECTOR_*
- ビルド Pod がスケジューリングされるノードセレクターラベル名と値のペアを定義します。
- CONTAINER_RUNTIME
-
ビルダーが
dockerとpodmanのどちらを実行するかを指定します。Red Hat のquay-builderイメージを使用しているお客様は、これをpodmanに設定してください。 - SERVICE_ACCOUNT_NAME/SERVICE_ACCOUNT_TOKEN
- ビルド Pod で使用されるサービスアカウント名/トークンを定義します。
- QUAY_USERNAME/QUAY_PASSWORD
- WORKER_IMAGE フィールドで指定された Red Hat Quay ビルドワーカーイメージをプルするために必要なレジストリー認証情報を定義します。お客様は、registry.redhat.io に対して https://access.redhat.com/RegistryAuthentication の記事のレジストリーサービスアカウントの作成セクションで定義されている Red Hat Service Account の認証情報を提供する必要があります。
- WORKER_IMAGE
- Red Hat Quay ビルダーイメージのイメージ参照。registry.redhat.io/quay/quay-builder
- WORKER_TAG
- 希望するビルダーイメージのタグ。最新バージョンは v3.4.0 です。
- BUILDER_VM_CONTAINER_IMAGE
-
各 Red Hat Quay ビルドの実行に必要な内部仮想マシンを保持するコンテナーイメージの完全な参照 (
registry.redhat.io/quay/quay-builder-qemu-rhcos:v3.4.0)。 - SETUP_TIME
- ビルドがまだ Build Manager に登録されていない場合に、タイムアウトする秒数を指定します (デフォルトは 500 秒)。タイムアウトしたビルドは、3 回再起動が試みられます。3 回試してもビルドが登録されない場合は、失敗とみなされます。
- MINIMUM_RETRY_THRESHOLD
-
この設定は、複数のエグゼキューターで使用されます。別のエグゼキューターが選択されるまでに、ビルドの開始を何回再試行するかを示します。0 に設定すると、ビルドジョブの試行回数に制限はありません。この値は意図的に小さく (3 以下) しておくことで、インフラストラクチャーに障害が発生した際にも迅速にフェイルオーバーを行うことができます。たとえば、Kubernetes を第 1 のエグゼキューター、EC2 を第 2 のエグゼキューターとして設定します。ジョブ実行の最後の試行を常に Kubernetes ではなく EC2 で実行したい場合は、Kubernetes のエグゼキューターの
MINIMUM_RETRY_THRESHOLDを 1 に、EC2 のMINIMUM_RETRY_THRESHOLDを 0 に設定します (設定していない場合はデフォルトで 0 になります)。この場合、kubernetes のMINIMUM_RETRY_THRESHOLD> retries_remaining(1) は False と評価され、設定された 2 番目のエクゼキュータにフォールバックされます。 - SSH_AUTHORIZED_KEYS
- ignition 設定でのブートストラップする ssh キーのリスト。これにより、他の鍵を使用して EC2 インスタンスや QEMU 仮想マシンに ssh 接続することができます。