8.13. リポジトリーのインポート
hammer content-export
コマンドが出力するアーカイブを使用して、別の組織にリポジトリーをインポートできます。リポジトリーのコンテンツのエクスポートの詳細については、「リポジトリーのエクスポート」 を参照してください。
前提条件
リポジトリーを組織のライブラリーライフサイクル環境にインポートするには、インポートする Satellite Server が次の条件を満たしていることを確認してください。
-
エクスポートファイルは、
/var/lib/pullp/imports
の下のディレクトリーにある必要があります。 -
Pulp がそのディレクトリー内の
.json
ファイルを読み書きできるように、ディレクトリーにはpulp:pulp
所有者が必要です。 - エクスポートに Red Hat リポジトリーが含まれている場合、インポート組織のマニフェストには、エクスポートに含まれる製品のサブスクリプションが含まれている必要があります。
- コンテンツをインポートするユーザーに、Content Importer ロールを割り当てる。
手順
-
エクスポートファイルを、インポートする Satellite Server の
/var/lib/pulp/imports
ディレクトリーにコピーします。 エクスポートファイルの所有権を
pulp:pulp
に設定します。# chown -R pulp:pulp /var/lib/pulp/imports/2021-03-02T03-35-24-00-00 # ls -lh /var/lib/pulp/imports/2021-03-02T03-35-24-00-00 total 68M -rw-r--r--. 1 pulp pulp 68M Mar 2 04:29 export-1e25417c-6d09-49d4-b9a5-23df4db3d52a-20210302_0335.tar.gz -rw-r--r--. 1 pulp pulp 333 Mar 2 04:29 export-1e25417c-6d09-49d4-b9a5-23df4db3d52a-20210302_0335-toc.json -rw-r--r--. 1 pulp pulp 443 Mar 2 04:29 metadata.json
- インポート先の組織を特定します。
ライブラリーコンテンツを Satellite Server にインポートするには、次のコマンドを入力します。
# hammer content-import repository \ --organization="My_Organization" \ --path=/var/lib/pulp/imports/2021-03-02T03-35-24-00-00
フルパス
/var/lib/pulp/imports/My_Exported_Repo_Dir
を入力する必要があることに注意してください。相対パスは機能しません。- リポジトリーをインポートしたことを確認するには、製品とリポジトリーの内容を確認してください。