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14.2. ローカルディレクトリーにカスタムのファイルタイプリポジトリーの作成

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Satellite が pulp-manifest コマンドを使用してインストールされているベースシステムで、ファイルのディレクトリーから、カスタムファイルタイプリポジトリーを作成できます。その後、Satellite Server にファイルを同期します。ファイルタイプリポジトリーにファイルを追加すると、他のリポジトリーと同じようにファイルを操作できます。

以下の手順を使用して、Satellite がインストールされているベースシステムのディレクトリーにリポジトリーを設定します。リモートサーバーのディレクトリーにファイルタイプリポジトリーを作成するには、「リモートファイルタイプリポジトリーの作成」 を参照してください。

手順

ローカルディレクトリーにファイルタイプリポジトリーを作成するには、以下の手順を行います。

  1. サーバーおよび Satellite Tools 6.10 リポジトリーが有効になっていることを確認します。

    # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rpms \
    --enable=rhel-7-server-satellite-tools-6.10-rpms
  2. Pulp マニフェストパッケージをインストールします。

    # satellite-maintain packages install python3-pulp_manifest

    このコマンドは、Satellite サービスを停止し、satellite-installer を再実行することに注意してください。または、サービスの停止によるダウンタイムを防ぐために、次を使用できます。

    # subscription-manager repos --enable rhel-7-server-satellite-capsule-6.10-rpms
    # satellite-maintain packages unlock
    # yum install install python-pulp-manifest -y
    # satellite-maintain packages lock
    # subscription-manager repos --disable rhel-7-server-satellite-capsule-6.10-rpms

    これにより、ダウンタイムなしでパッケージがインストールされます。

  3. HTTP サーバーのパブリックフォルダーのファイルタイプリポジトリーとして使用するディレクトリーを作成します。

    # mkdir my_file_repo
  4. ディレクトリーにファイルを追加して、テストファイルを作成します。

    # touch my_file_repo/test.txt
  5. Pulp マニフェストコマンドを入力して、マニフェストを作成します。

    # pulp-manifest my_file_repo
  6. マニフェストが作成されたことを確認します。

    # ls my_file_repo
    PULP_MANIFEST test.txt

ファイルタイプリポジトリーからのファイルのインポート

ファイルタイプリポジトリーからファイルをローカルディレクトリーにインポートするには、以下の手順を行います。

  1. カスタム製品が Satellite Server に存在することを確認します。
  2. Satellite Web UI で、コンテンツ > 製品に移動します。
  3. 製品の名前を選択します。
  4. リポジトリー タブをクリックして、新規リポジトリー を選択します。
  5. 名前 フィールドに、リポジトリーの名前を入力します。Satellite 6 では、名前 に入力した内容をもとに、このフィールドに値が自動的に入力されます。
  6. タイプ リストから、リポジトリーのコンテンツタイプを選択します。
  7. アップストリーム URL フィールドに、ソースとして使用するリポジトリーを使用したローカルディレクトリーを入力します (file:///my_file_repo の形式)。
  8. SSL の検証 チェックボックスを選択してリポジトリーの SSL 証明書をチェックするか、SSL の検証 チェックボックスの選択を解除します。
  9. オプション: アップストリームのユーザー名 フィールドに、必要なアップストリームユーザー名を入力します。リポジトリーに認証が必要ない場合は、このフィールドをクリアします。
  10. オプション: アップストリームのパスワード フィールドに、アップストリームユーザー名のパスワードを入力します。
  11. オプション: アップストリームの認証トークン フィールドに、認証用のアップストリームリポジトリーユーザーのトークンを指定します。リポジトリーに認証が必要ない場合は、このフィールドを空欄のままにします。
  12. オプション: Mirror on Sync チェックボックスをチェックして、このリポジトリーが同期時にソースリポジトリーをミラーリングできるようにします。デフォルトは true です (チェックします)。
  13. オプション: HTTP プロキシーポリシー フィールドで、必要な HHTP プロキシーを選択します。デフォルト値は Global Default です。
  14. オプション: HTTP 経由での公開 を確認し、同期中に HTTP を使用してこのリポジトリーを公開します。デフォルトは true です (チェックします)。
  15. オプション: GPG キー フィールドで、リポジトリーの GPG キーを選択します。
  16. オプション: SSL CA 証明書 フィールドで、リポジトリーの SSL CA 証明書を選択します。
  17. オプション: SSL Client cert フィールドで、リポジトリーの SSL Client Certificate を選択します。
  18. オプション: SSL Client Key フィールドで、リポジトリーの SSL Client Key を選択します。
  19. 保存 をクリックして、このリポジトリーエントリーを保存します。

ファイルタイプリポジトリーの更新

ファイルタイプリポジトリーを更新するには、以下の手順を行います。

  1. Satellite Web UI で、コンテンツ > 製品に移動します。
  2. 製品の名前を選択します。
  3. 更新するリポジトリーの名前を選択します。
  4. アクションの選択 メニューから 同期開始 を選択します。
  5. リポジトリーを公開した URL を開いて、ファイルを表示します。
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