14.5. Red Hat Satellite のカスタムファイルタイプリポジトリーからホストにファイルをダウンロードする手順
curl -O
を実行して、HTTPS (HTTP での公開 リポジトリーを選択している場合は HTTP でも可能) でクライアントにファイルをダウンロードします。
前提条件
- カスタムファイルタイプリポジトリーがある。詳細は、「Red Hat Satellite でのカスタムのファイルタイプリポジトリーの作成」 を参照してください。
- ファイルタイプリポジトリーから、クライアントにダウンロードするファイル名を把握しておく。
HTTPS を使用するには、クライアントで以下の証明書を用意しておく。
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katello-server-ca.crt
。詳細は、Red Hat Satellite の管理 ガイドの Katello ルート CA 証明書のインストール を参照してください。 - 組織のデバッグ証明書。詳細は、「組織のデバッグ証明書の作成」 を参照してください。
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手順
- Satellite Web UI で、コンテンツ > 製品に移動します。
- カスタム製品の名前を選択します。
- ファイルタイプリポジトリーの名前を選択します。
- HTTP 経由での公開 が有効になっているかどうかを確認します。有効になっていない場合は、HTTPS を使用するための証明書が必要です。
- リポジトリーを公開した URL をコピーします。
CLI 手順
ファイルタイプリポジトリーをリスト表示します。
# hammer repository list --content-type file ---|----------|-----------------|--------------|---- ID | NAME | PRODUCT | CONTENT TYPE | URL ---|----------|-----------------|--------------|---- 7 | My Files | My File Product | file | ---|----------|-----------------|--------------|----
リポジトリー情報を表示します。
# hammer repository info --name "My Files" --product "My File Product" --organization-id 1
HTTP が有効になっている場合には、出力は次のようになります。
Publish Via HTTP: yes Published At: http://satellite.example.com/pulp/isos/uuid/
HTTP が有効になっていない場合には、出力は次のようになります。
Publish Via HTTP: no Published At: https://satellite.example.com/pulp/isos/uuid/
クライアントに、適切な HTTP または HTTPS の形式でコマンドを入力します。
HTTP の場合:
# curl -O satellite.example.com/pulp/isos/uuid/my_file
HTTPS の場合:
# curl -O --cert ./Default\ Organization-key-cert.pem --cacert katello-server-ca.crt satellite.example.com/pulp/isos/uuid/my_file