付録A テンプレート作成の参照
Embedded Ruby (ERB) は、Ruby コードとプレーンテキストを統合するテンプレートをもとに、テキストファイルを生成するためのツールです。Red Hat Satellite は、以下の場合に ERB 構文を使用します。
- プロビジョニングテンプレート
- 詳細は、Provisioning Guide の Creating Provisioning Templates を参照してください。
- リモート実行ジョブのテンプレート
- 詳細は、10章リモートジョブの設定およびセットアップ を参照してください。
- レポートテンプレート
- 詳細は、8章レポートテンプレートを使用したホストの監視 を参照してください。
- パーティションテーブルのテンプレート
- 詳細は、Provisioning Guide の Creating Partition Tables を参照してください。
- スマート変数
- 詳細は、Puppet Guide の Configuring Smart Variables を参照してください。
- スマートクラスパラメーター
- 詳細は、Puppet Guide の Configuring Smart Class Parameters を参照してください。
このセクションでは、ERB テンプレートで使用可能な Satellite 固有のマクロと変数を使用例と併せて概説します。Red Hat Satellite が提供するデフォルトのテンプレート (ホスト > プロビジョニングテンプレート、ホスト > ジョブテンプレート、監視 > レポートテンプレート) には、ERB 構文の適切な例も含まれている点にご留意ください。
ホストのプロビジョニング時またはリモートジョブの実行時に、ERB のコードが実行し、変数がホスト固有の値に置き換えられます。このプロセスは、レンダリング と呼ばれています。Satellite Server ではセーフモードのレンダリングオプションがデフォルトで有効になっており、これにより、有害なコードがテンプレートから実行されないようにすることができます。
A.1. Satellite Web UI のテンプレート作成の参照へのアクセス
Satellite Web UI でテンプレート作成の参照ドキュメントにアクセスできます。
- Satellite Web UI にログインします。
- 管理 > 概要 に移動します。
- サポートセクションの Templates DSL リンクをクリックします。