第8章 PXE を使わない検出イメージを使用したホストのプロビジョニング


Satellite では、主に 2 種類のアプローチでホストのプロビジョニング、PXE ブート、起動ディスクプロビジョニングを行います。起動ディスクプロビジョニング、または PXE を使用しない起動では、PXE サービスが利用できない場合にホストがプロビジョニングされます。本ガイドは、PXE を使用しないホストのプロビジョニングについても触れています。

検出イメージ ISO を使用して、ベアメタルのハードウェアまたは仮想システムのいずれかを起動し、Satellite Server に割り当てることができます。DHCP および静的 IP ネットワークの両方がサポートされます。検出プラグインはデフォルトでインストールされており、サブスクライブしているリポジトリーに含まれます。

  1. Satellite Server が検出プラグインのバージョンと互換性があることを確認します。

    • 検出プラグイン: tfm-rubygem-foreman_discovery-5.0.0.4-1 以降
    • 検出イメージ: foreman-discovery-image-3.4.4-5 以降
    • Smart Proxy プラグイン: tfm-rubygem-smart_proxy_discovery-1.0.3-2 以降

      プラグインのアップグレードが必要な場合には、再起動をする必要があります。

  2. 物理システムの場合は、ISO イメージを USB スティックまたは CDROM/DVD に移動します。仮想システムの場合は、ISO イメージを仮想 CD-ROM に割り当てます。
  3. システムで ISO イメージを起動します。

    テキストベースのユーザーインターフェイスが表示されます。

  4. 環境に合わせて、手動のネットワーク設定 または DHCP で検出 のいずれかを選択します。
  5. ホストに複数の NIC がある場合には、主要なネットワークインターフェイスを選択して 選択 をクリックします。
  6. 該当する場合には、ネットワークの認証情報を入力して 次へ をクリックします。
  7. 完全な Satellite Server URL を入力して、サーバー の接続タイプを選択します。次へ をクリックします。
  8. カスタムファクトを入力して自動プロビジョニングルールをトリガーし、確認 をクリックします。

    ホストが検出され、discovery_kexec ファクトが Satellite Server に送信されるので、プロビジョニング中に再起動されないようになります。

  9. Web UI で ホスト 検出済みホスト に移動して、ホストを表示します。
  10. プロビジョニング をクリックして、ホストの情報を入力して、送信 をクリックします。
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