14.10. Amazon Web Service EC2 環境向け finish テンプレートの設定
Amazon EC2 環境で Red Hat Enterprise Linux インスタンスをプロビジョニングする間、Red Hat Satellite の finish テンプレートを使用できます。
SSH で finish テンプレートを使用する場合は、Satellite は EC2 環境内に存在して、適切なセキュリティーグループに存在する必要があります。現在、Satellite は Capsule Server を使用しないで直接 SSH finish プロビジョニングを実行します。Satellite Server が EC2 内にない場合は、EC2 仮想マシンは到達可能な必要な外部 IP ではなく内部 IP を報告します。
手順
- Satellite Web UI で、Hosts > Provisioning Templates に移動します。
-
プロビジョニングテンプレート ページの検索フィールドに
Kickstart default finish
を入力し、検索 をクリックします。 - Kickstart default finish テンプレートで、クローン を選択します。
- 名前 フィールドに、テンプレート向けに独自の名前を入力します。
テンプレートで、
subscription-manager register
コマンドおよびyum
コマンド以外の root 権限が必要な各コマンドをsudo
で指定します。または、以下の行を追加してテンプレート全体を sudo ユーザーとして実行します。sudo -s << EOS _Template_ _Body_ EOS
sudo -s << EOS _Template_ _Body_ EOS
Copy to Clipboard Copied! - 関連付け タブをクリックし、使用する Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムとテンプレートを関連付けします。
- ロケーション タブをクリックして、ホストがある場所を追加します。
- Organizations タブをクリックして、ホストが属する組織を追加します。
- 必要なカスタマイズまたは変更を追加したら、Submit をクリックしてテンプレート保存します。
- Satellite Web UI で、Hosts > Operating systems に移動し、ホストに使用するオペレーティングシステムを選択します。
- Templates タブをクリックし、Finish Template リストから、finish テンプレートを選択します。
- Satellite Web UI で、Hosts > Create Host に移動し、作成するホストの情報を入力します。
- Parameters タブをクリックし、Host parameters に移動します。
Host parameters で、Add Parameter ボタンを 3 回クリックし、新しいパラメーターフィールドを 3 つ追加します。以下の 3 つのパラメーターを追加します。
-
Name フィールドで、
remote_execution_ssh_keys
を入力します。対応する Value フィールドで、cat /usr/share/foreman-proxy/.ssh/id_rsa_foreman_proxy.pub
の出力を入力します。 -
Name フィールドで、
remote_execution_ssh_user
を入力します。対応する Value フィールドで、ec2-user
を入力します。 -
Name フィールドで、
activation_keys
を入力します。対応する Value フィールドで、アクティベーションキーを入力します。
-
Name フィールドで、
- Submit をクリックして変更を保存します。