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3.6. Satellite Client 6 リポジトリーの有効化

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Satellite Client 6 のリポジトリーは、Satellite Server に登録されているクライアント向けの katello-agentkatello-host-tools および puppet パッケージを提供します。ホストの管理に必要な各 Red Hat Enterprise Linux バージョンのリポジトリーを有効にする必要があります。Satellite Client 6 リポジトリーを有効にするオペレーティングシステムのバージョンに応じて、以下の手順に進んでください。

3.6.1. Red Hat Enterprise Linux 9 & Red Hat Enterprise Linux 8

Satellite Web UI の代わりに CLI を使用するには、Red Hat Enterprise Linux バージョンに関連する手順を参照してください。

前提条件

  • Satellite Server に必要なコンテンツの ISO イメージすべてをインポートするようにしてください。

手順

  1. Satellite Web UI で、コンテンツ > Red Hat リポジトリー に移動します。
  2. Available Repositories ペインで、Recommended Repositories を有効にして、リポジトリーのリストを取得します。
  3. Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 9 x86_64 (RPMs) または Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 8 x86_64 (RPMs) をクリックして、リポジトリーセットをデプロイします。
  4. x86_64 アーキテクチャーの場合、+ アイコンをクリックしてリポジトリーを有効にします。

    Satellite Client 6 の項目が表示されていない場合は、カスタマーポータルから取得した Red Hat サブスクリプションマニフェストにその項目が含まれないことが原因として考えられます。この問題を修正するには、カスタマーポータルにログインし、これらのリポジトリーを追加し、Red Hat サブスクリプションマニフェストをダウンロードして、Satellite にインポートします。詳細は、コンテンツの管理Red Hat サブスクリプションの管理 を参照してください。

    ホストで実行している Red Hat Enterprise Linux の各サポート対象メジャーバージョンに対して Satellite Client 6 リポジトリーを有効にします。Red Hat リポジトリーの有効後に、このリポジトリーの製品が自動的に作成されます。

Red Hat Enterprise Linux 9 の CLI 手順

  • hammer repository-set enable コマンドを使用して、Satellite Client 6 リポジトリーを有効化します。

    # hammer repository-set enable \
    --basearch="x86_64" \
    --name "Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 9 x86_64 (RPMs)" \
    --organization "My_Organization" \
    --product "Red Hat Enterprise Linux for x86_64"

Red Hat Enterprise Linux 8 の CLI 手順

  • hammer repository-set enable コマンドを使用して、Satellite Client 6 リポジトリーを有効化します。

    # hammer repository-set enable \
    --basearch="x86_64" \
    --name "Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 8 x86_64 (RPMs)" \
    --organization "My_Organization" \
    --product "Red Hat Enterprise Linux for x86_64"

3.6.2. Red Hat Enterprise Linux 7 & Red Hat Enterprise Linux 6

注記

Red Hat Enterprise Linux 6 のリポジトリーを有効にするには、Red Hat Enterprise Linux 延長ライフサイクルサポート (ELS) アドオン サブスクリプションが必要です。詳細については、Red Hat Enterprise Linux 延長ライフサイクルサポート (ELS) アドオン ガイドを参照してください。

Satellite Web UI の代わりに CLI を使用するには、Red Hat Enterprise Linux バージョンに関連する手順を参照してください。

前提条件

  • Satellite Server に必要なコンテンツの ISO イメージすべてをインポートするようにしてください。

    1. Satellite Web UI で、コンテンツ > Red Hat リポジトリー に移動します。
    2. Available Repositories ペインで、Recommended Repositories を有効にして、リポジトリーのリストを取得します。
    3. Available Repositories ペインで、Satellite Client 6 (for RHEL 7 Server) (RPMs) または Satellite Client 6 (for RHEL 6 Server - ELS) (RPMs) をクリックしてリポジトリーセットをデプロイします。

      Satellite Client 6 の項目が表示されていない場合は、カスタマーポータルから取得した Red Hat サブスクリプションマニフェストにその項目が含まれないことが原因として考えられます。この問題を修正するには、カスタマーポータルにログインし、これらのリポジトリーを追加し、Red Hat サブスクリプションマニフェストをダウンロードして、Satellite にインポートします。詳細は、コンテンツの管理Red Hat サブスクリプションの管理 を参照してください。

    4. x86_64 アーキテクチャーの場合、+ アイコンをクリックしてリポジトリーを有効にします。ホストで実行している Red Hat Enterprise Linux の各サポート対象メジャーバージョンに対して Satellite Client 6 リポジトリーを有効にします。Red Hat リポジトリーの有効後に、このリポジトリーの製品が自動的に作成されます。

Red Hat Enterprise Linux 7 の CLI 手順

  • hammer repository-set enable コマンドを使用して、Satellite Client 6 リポジトリーを有効化します。

    # hammer repository-set enable \
    --basearch="x86_64" \
    --name "Red Hat Satellite Client 6 (for RHEL 7 Server) (RPMs)" \
    --organization "My_Organization" \
    --product "Red Hat Enterprise Linux Server"

Red Hat Enterprise Linux 6 の CLI 手順

  • hammer repository-set enable コマンドを使用して、Satellite Client 6 リポジトリーを有効化します。

    # hammer repository-set enable \
    --basearch="x86_64" \
    --name "Red Hat Satellite Client 6 (for RHEL 6 Server - ELS) (RPMs)" \
    --organization "My_Organization" \
    --product "Red Hat Enterprise Linux Server - Extended Life Cycle Support"
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