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2.3. 接続されていない Satellite Server のアップグレード

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Satellite Server が Red Hat コンテンツ配信ネットワークに接続されていない場合には、この手順を使用します。

警告
  • 設定ファイルを手動または Hiera などのツールを使用してカスタマイズしている場合、これらの変更内容はアップグレードまたは更新時に satellite-maintain コマンドを入力すると上書きされます。satellite-installer コマンドを --noop オプションを指定して使用し、アップグレードまたは更新時に適用された変更を確認します。詳細は、Red Hat ナレッジベースソリューションの How to use the noop option to check for changes in Satellite config files during an upgrade を参照してください。
  • hammer import および export コマンドが hammer content-import および hammer content-export ツールに置き換えられました。

    hammer content-view version exporthammer content-view version export-legacyhammer repository export、またはそれぞれの import コマンドを使用するスクリプトがある場合は、代わりに hammer content-export コマンドおよびそれぞれの import コマンドを使用するように調整する必要があります。

  • カスタムの証明書を実装している場合は、/root/ssl-build ディレクトリーと、カスタム証明書に関連するソースファイルを作成したディレクトリーのコンテンツを保持する必要があります。

    アップグレード時にこのファイルを保持できないと、アップグレードは失敗します。ファイルを削除してしまった場合は、アップグレードを進めるためにバックアップから復元する必要があります。

作業開始前の準備

  • Satellite Server をアップグレードする前に、ファイアウォールの設定を確認して更新してください。詳細は、オフラインネットワーク環境での Satellite Server のインストールポートとファイアウォールの要件 を参照してください。
  • カスタマーポータルまたは Satellite Web UI からマニフェストを削除しないでください。削除すると、コンテンツホストからエンタイトルメントがすべて削除されます。
  • アップグレードする前に、全 Foreman フックのバックアップを作成して、その後フックを削除します。アップグレードが完了し、Satellite が動作しているのを確認できるまで、フックを元に戻さないでください。
  • すべての Satellite Server が同じバージョンである必要があります。

接続されていない Satellite Server のアップグレード

  1. すべての Satellite サービスを停止します。

    # satellite-maintain service stop
  2. スナップショットを作成するか、バックアップを作成します。

    • 仮想マシンで、スナップショットを作成します。
    • 物理マシンで、バックアップを作成します。
  3. すべての Satellite サービスを起動します。

    # satellite-maintain service start
  4. オプション: /etc/zones.conf または /etc/dhcp/dhcpd.conf ファイルで DNS または DHCP の設定を手動で編集した場合は、設定ファイルをバックアップしてください。インストーラーはドメインまたはサブネットを 1 つしかサポートしないため、これらのバックアップから変更を復元しなければならない場合があります。
  5. オプション: DNS または DHCP の設定ファイルを手動で編集した場合に、変更の上書きを避けるには、以下のコマンドを実行します。

    # satellite-installer --foreman-proxy-dns-managed=false \
    --foreman-proxy-dhcp-managed=false
  6. オプション: PostgreSQL を外部データベースとして使用する場合は、以下を実行します。

    1. postgresql-contrib パッケージを PostgreSQL サーバーにインストールします。

      # dnf install postgresql-contrib
    2. Pulp データベースに接続します。

      # su - postgres -c "psql pulpcore"
    3. hstore エクステンションを作成します。

      pulpcore=# CREATE EXTENSION IF NOT EXISTS "hstore";
      CREATE EXTENSION
  7. Satellite Web UI で、Hosts > Discovered hosts に移動します。使用可能な検出されたホストがある場合は、それらをオフにして、Discovered hosts ページにあるすべてのエントリーを削除します。必要に応じて、組織設定メニューから、その他の組織を順番に選択し、すべてのエントリーを削除します。これらのホストは、アップグレード完了後に再起動します。
  8. 以前のリポジトリーを削除します。

    # rm /etc/yum.repos.d/*
  9. オフラインネットワーク環境での Satellite Server のインストール ガイドの バイナリー DVD イメージのダウンロード の手順に従って、最新の ISO ファイルを取得します。
  10. オフラインネットワーク環境での Satellite Server のインストールRHEL 8 でのオフラインリポジトリーを使用したベースオペレーティングシステムの設定 の手順に従って、マウントポイントとして機能するディレクトリーを作成し、ISO イメージをマウントして、rhel8 リポジトリーを設定します。

    この段階では、パッケージのインストールや更新はしないでください。

  11. ISO ファイルから Satellite 6.14 リポジトリーを設定します。

    1. Red Hat Satellite パッケージ用に ISO ファイルのリポジトリーデータファイルをコピーします。

      # cp /media/sat6/Satellite/media.repo /etc/yum.repos.d/satellite.repo
    2. /etc/yum.repos.d/satellite.repo ファイルを編集します。

      # vi /etc/yum.repos.d/satellite.repo
      1. デフォルトの InstallMedia リポジトリー名を Satellite-6.14 に変更します。

        [Satellite-6.14]
      2. baseurl ディレクティブを追加します。

        baseurl=file:///media/sat6/Satellite
  12. ISO ファイルから Red Hat Satellite Maintenance リポジトリーを設定します。

    1. Red Hat Satellite Maintenance パッケージ用に ISO ファイルのリポジトリーデータファイルをコピーします。

      # cp /media/sat6/Maintenance/media.repo /etc/yum.repos.d/satellite-maintenance.repo
    2. /etc/yum.repos.d/satellite-maintenance.repo ファイルを編集します。

      # vi /etc/yum.repos.d/satellite-maintenance.repo
      1. デフォルトの InstallMedia リポジトリー名を Satellite-Maintenance に変更します。

        [Satellite-Maintenance]
      2. baseurl ディレクティブを追加します。

        baseurl=file:///media/sat6/Maintenance/
  13. メンテナンスモジュールを有効にします。

    # dnf module enable satellite-maintenance:el8
  14. アップグレードには時間がかかるため、tmux などのユーティリティーを使用して、通信セッションを一時停止し、再接続してください。これにより、コマンドシェルに接続し続けなくてもアップグレードの進捗が確認できるようになります。

    アップグレードコマンドを実行しているコマンドシェルへの接続がなくなった場合は、/var/log/foreman-installer/satellite.log のログで、プロセスが完全に終了したかどうかを確認できます。

  15. 利用可能なバージョンを確認して、希望のバージョンが表示されていることを確認します。

    # satellite-maintain upgrade list-versions
  16. ヘルスチェックオプションを使用して、システムをアップグレードする準備が完了しているかどうかを確認します。プロンプトが表示されたら、hammer の管理者ユーザー認証情報を入力して satellite-maintain を設定します。この変更は、/etc/foreman-maintain/foreman-maintain-hammer.yml ファイルに適用されます。

    # satellite-maintain upgrade check --target-version 6.14 \
    --whitelist="repositories-validate,repositories-setup"

    結果を確認し、アップグレードを実行する前に、強調表示されているエラー状態に対応します。

  17. アップグレードを実行します。

    # satellite-maintain upgrade run --target-version 6.14 \
    --whitelist="repositories-validate,repositories-setup"

    パッケージが古いか、足りないためにスクリプトに失敗した場合は、これらのパッケージを個別にダウンロードしてインストールする必要があります。詳細は、オフラインネットワーク環境での Satellite Server のインストール ガイドの パッケージの依存関係エラーの解決 のセクションを参照してください。

  18. システムを再起動する必要があるかどうかを確認します。

    # dnf needs-restarting --reboothint
  19. オプション: 前のコマンドで再起動するように指示された場合は、システムを再起動します。

    # reboot
  20. オプション: DNS または DHCP 設定ファイルを手動で編集した場合は、作成したバックアップを使用して、DNS と DHCP の設定ファイルに必要なすべての変更を確認し、復元します。
  21. 前の手順で変更を加えた場合には、Satellite サービスを再起動します。

    # satellite-maintain service restart
  22. OpenSCAP プラグインがインストールされているにもかかわらず、デフォルトの OpenSCAP コンテンツが利用できない場合は、以下のコマンドを実行します。

    # foreman-rake foreman_openscap:bulk_upload:default
  23. Satellite Web UI で Configure > Discovery Rules に移動し、選択した組織および場所を検出ルールに関連付けます。
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