5.3. スナップショットを使用した Capsule Server のバックアップと復元
Capsule Server のバックアップには、以下の 3 つの方法があります。
- の説明にあるように、katello-backup スクリプトの使用Capsule Server が物理マシンの場合、katello-backup スクリプトは便利です。Capsule Server が仮想マシンである場合にスクリプトを使用することもできますが、データのバックアップのみが作成され、マシン自体は作成されません。
- 『Red Hat Enterprise Linux 7 System Administrator's Guide』 の System Backup and Recovery で説明されている従来のバックアップ方法を使用します。
- 以下で設定するスナップショットを使用する方法。
Capsule Server が仮想マシンである場合、スナップショットから復元することができます。復元元となるスナップショットは、毎週作成することが推奨されます。失敗した場合は、新規 Capsule Server を再インストールまたは設定し、Satellite Server からデータベースコンテンツを同期します。
注記
スナップショットまたは従来のバックアップを作成するときは、すべてのサービスを停止してください( katello-backup スクリプトを使用する場合には、これは実行しないでください)。
Copy to Clipboard
Copied!
katello-service stop
# katello-service stop
スナップショットまたは従来のバックアップを作成したら、サービスを起動します。
Copy to Clipboard
Copied!
katello-service start
# katello-service start
スナップショットまたは従来のバックアップがあり場合は、そこから復元を実行し、以下の説明に従って Satellite Server から同期します。
必要な場合は、新規 Capsule Server をデプロイして、ホスト名が以前のものと同じであることを確認し、その後に Capsule 証明書をインストールします。まだ
certs-tar
で終わるパッケージ名で、Satellite Server に残っている可能性があります。もしくは、新規に作成します。Capsule Server が Satellite Server に接続されている Web UI が表示されるまで、『Red Hat Satellite 6 インストールガイド』 の Capsule Server のインストール の手順に従います。次に、以下で説明されているように Satellite Server から同期します。
手順5.7 外部 Capsule の同期
- 外部 Capsule から同期 するには、Web UI で関連する組織とロケーションを選択するか、と を選択します。
- インフラストラクチャー Capsule に
、同期する Capsule 名をクリックします。 - 概要 タブで を選択します。