第9章 Capsule Server のモニタリング


以下の項では、Satellite Web UI を使用して、保守とトラブルシューティングに役に立つ Capsule 情報を見つける方法について説明します。

9.1. 一般的な Capsule 情報の表示

インフラストラクチャー > Capsules (スマートプロキシー) に移動して、Satellite Server に登録された Capsule Server の表を表示します。表に含まれる情報には以下の質問に対する回答が含まれます。

Capsule Server は稼働していますか?
これは、ステータス 列で緑色のアイコンにより示されます。赤色のアイコンは、非アクティブな Capsule を示します。その Capsule をアクティベートするには、Capsule Server で service foreman-proxy restart コマンドを使用します。
どのサービスが Capsule Server で有効であるか?
機能 コラムで、Capsule がたとえば DHCP サービスを提供するかどうかや Pulp ノードとして動作するかどうかを確認できます。Capsule の機能はインストール中に有効にしたり、後で設定したりできます。詳細については、『Red Hat Satellite Installation Guide』の Installing Capsule Server を参照してください。
Capsule Server はどの組織およびロケーションに割り当てられているか?

Capsule サーバーは複数の組織およびロケーションに割り当てることができますが、現在選択された組織に属する Capsule のみが表示されます。すべての Capsule をリストするには、左上隅にあるコンテキストメニューから 任意の組織 を選択します。

Capsule 設定の変更後に、アクション コラムのドロップダウンメニューから 更新 を選択して Capsule の表を最新状態にしてください。

詳細情報を表示するには Capsule 名をクリックします。概要 タブでは、Capsule の表にある情報と同じものを見つけることができます。さらに、以下の質問に回答することができます。

どのホストが Capsule Server によって管理されているか?
関連するホストの数は 管理対象ホスト ラベルの横に表示されます。関連するホストの詳細を表示するには、その数をクリックします。
どれくらいのストレージ容量が Capsule Server で利用可能であるか?
/var/lib/pulp/var/lib/pulp/content、および /var/lib/mongodb で Pulp コンテンツが使用しているストレージ容量が表示されます。また、Capsule で利用可能な残りのストレージ容量を確認できます。

9.2. サービスのモニタリング

インフラストラクチャー > Capsules (スマートプロキシー) に移動して、選択された Capsule の名前をクリックします。サービス タブでは、DNS ドメインのリストや Pulp ワーカーの数などの、Capsule サービスに関する基本的な情報を見つけることができます。ページの外観は、Capsule Server で有効なサービスによって異なります。より詳細なステータス情報を提供するサービスには Capsule ページで専用のタブが用意されることがあります (「Puppet の監視」 を参照)。

9.3. Puppet の監視

インフラストラクチャー > Capsules (スマートプロキシー) に移動し、選択した Capsule 名をクリックします。 Puppet タブでは、以下を確認できます。

  • 全般 サブタブで、Puppet イベントの概要、最新の Puppet 実行の概要、関連するホストの同期ステータス 。
  • 環境 サブタブで、Puppet 環境のリスト。

Puppet CA タブでは、以下の情報を確認できます。

  • 全般 サブタブで、証明書ステータスの概要と自動署名エントリーの数。
  • 証明書 サブタブで、Capsule に関連する CA 証明書の表。ここでは、証明書失効データを調べたり、取り消し をクリックして証明書をキャンセルしたりすることができます。
  • エントリーの自動署名 サブタブで、自動署名エントリーのリスト。ここでは、新規 をクリックしてエントリーを作成したり、削除 をクリックしてエントリーを削除したりできます。
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