10.3. CSV ファイルを使用してアクティベーションキーに関連付けられたサブスクリプションを更新する手順
CSV ファイルをダウンロードし、アクティベーションキー設定を変更し、変更した CSV ファイルをアップロードして、アクティベーションキーに関連付けられたサブスクリプションを更新できます。
CSV ファイル内のサブスクリプション情報
CSV ファイルの最後の列にサブスクリプション情報が含まれます。サブスクリプション情報は CSV ファイルの 1 つのフィールドで、引用符で囲まれたテキストにコンマを含めることができます。
CSV ファイルのエントリーでは、以下の形式を使用します。
Name Organization Description Limit Environment Content View Host Collections Auto-Attach Service Level Release Version Subscriptions
Subscriptions フィールドの例には以下が含まれます。
Automatic|RH1234|Red Hat Enterprise Linux Server, Standard (Physical or Virtual Nodes)|11223344|55667788 1|MCT0369|Red Hat Satellite Capsule Server|11223344|55667788
Subscriptions フィールドの形式は以下のとおりです。
- 割り当てられたサブスクリプションの数。これは Automatic に設定できます。
- サブスクリプションの ID 番号。
- サブスクリプションの名前。
- コントラクト番号。
- アカウント番号。
手順
CSV ファイルを使用してサブスクリプションリストを更新するには、以下の手順を行います。
Satellite Server からサブスクリプションを CSV ファイルにエクスポートします。この例では、
a_keys.csv
は以下のようになります。# hammer --server https://satellite.example.com csv activation-keys \ --export --file a_keys.csv --organization "My_Organization"
ファイルの列を表示するには、以下のコマンドを入力します。
# column -s, -t < a_keys.csv | less -S
-
CSV ファイルで必要な値を変更します。Subscriptions フィールドの文字列を変更するには、エディター、CSV プラグイン、または
sed
を使用できます。 ファイルのバックアップを作成します。
# cp a_keys.csv a_keys.csv.backup
変更する文字列を編集します。以下に例を示します。
# sed -i "s/Automatic|RH1234|Red Hat Enterprise Linux Server/Automatic|RH4567|Red Hat Enterprise Linux Server/g" a_keys.csv
必要な変更のみを確認してください。以下に例を示します。
# diff a_keys.csv a_keys.csv.backup
変更したファイルを Satellite Server にアップロードします。
# hammer --server https://satellite.example.com csv activation-keys \ --file a_keys.csv