11.6. ホストへのエラータの適用
以下の手順を使用して、エラータをレビューし、ホストに適用します。
前提条件
- Red Hat から利用可能な最新のエラータと、Red Hat Satellite リポジトリーを同期している。詳細は、「Red Hat リポジトリーの同期」 を参照してください。
- Satellite Server の環境およびコンテンツビューにホストを登録しておく。詳細は、ホストの 管理 ガイドの ホストの登録 を参照し てください。
-
RHEL 7 ホストに、
katello-agent
パッケージをインストールしておく。詳細は、ホストの管理 ガイド の Katello エージェントのインストール を参照してください。
Red Hat Enterprise Linux 8 の場合
RHEL 8 ホストにエラータを適用するには、Satellite Server でリモート実行ジョブを実行するか、ホストを更新します。リモート実行ジョブの詳細は、ホストの 管理ガイドの ホストでのジョブの実行 を参照して ください。
RHEL 8 ホストにエラータを適用するには、以下の手順を行います。
Satellite で、ホストのすべてのエラータをリスト表示します。
# hammer host errata list \ --host client.example.com
エラータが含まれるモジュールのストリームを検索します。
# hammer erratum info --id ERRATUM_ID
ホストで、モジュールストリームを更新します。
# yum update Module_Stream_Name
Red Hat Enterprise Linux 7 の場合
RHEL 7 ホストにエラータを適用するには、以下の手順を行います。
- Satellite Web UI で、ホスト > コンテンツホスト に移動し、エラータを適用するホストを選択します。
- エラータ タブに移動してエラータのリストを表示します。
- 適用するエラータを選択し、Apply Selected (選択した項目を適用) をクリックします。確認画面で、適用 をクリックします。
- 選択したエラータに関連付けられた全パッケージを更新するタスクが完了したら、詳細 タブをクリックして更新済みのパッケージを表示します。
CLI をご利用の場合
RHEL 7 ホストにエラータを適用するには、以下の手順を行います。
ホストのすべてのエラータをリスト表示します。
# hammer host errata list \ --host client.example.com
ホストに最新のエラータを適用します。エラータ ID を使用して適用するエラータを特定します。
# hammer host errata apply --host "Host Name" \ --errata-ids ERRATUM_ID1,ERRATUM_ID2...