3.4. HTTP プロキシーを使用した Satellite Server の設定
以下の手順を使用して、HTTP プロキシーで Satellite を設定します。
3.4.1. デフォルトの HTTP プロキシーの Satellite への追加
ネットワークで HTTP プロキシーを使用している場合は、Red Hat コンテンツ配信ネットワーク (CDN) または別のコンテンツソースへの要求送信に HTTP プロキシーを使用するように Satellite Server を設定できます。ネットワークの変更が原因で接続が失われるのを回避するために、可能な限り IP の代わりに FQDN を使用します。
以下の手順では、Satellite のコンテンツダウンロード専用のプロキシーを設定します。
手順
- Satellite Web UI で、インフラストラクチャー > HTTP プロキシー に移動します。
- 新しい HTTP プロキシー をクリックします。
- 名前 フィールドで、HTTP プロキシーの名前を入力します。
-
Url フィールドで、
https://proxy.example.com:8080
の形式で HTTP プロキシーの URL を入力します。 - オプション: 認証が必要な場合には、Username フィールドに認証に使用するユーザー名を入力します。
- オプション: 認証が必要な場合には、Password フィールドに認証に使用するパスワードを入力します。
- プロキシーへの接続をテストするには、テスト接続 ボタンをクリックします。
- 送信 をクリックします。
- 管理 > 設定 に移動して、コンテンツ タブをクリックします。
- 作成した HTTP プロキシーに Default HTTP Proxy 設定を指定します。
CLI をご利用の場合
http_proxy
、https_proxy
およびno_proxy
変数が設定されていないことを確認します。# unset http_proxy # unset https_proxy # unset no_proxy
HTTP プロキシーエントリーを Satellite に追加します。
# hammer http-proxy create --name=myproxy \ --url http://myproxy.example.com:8080 \ --username=proxy_username \ --password=proxy_password
Satellite がデフォルトでこの HTTP プロキシーを使用するように設定します。
# hammer settings set --name=content_default_http_proxy --value=myproxy