4.4.3. 内部 DNS サービス使用への復元
Satellite Server および Capsule Server を DNS プロバイダーとして使用するように戻すことができます。外部の DNS を設定する前に作成した応答ファイルのバックアップを使用するか、応答ファイルのバックアップを作成します。応答ファイルに関する詳細は、「 Satellite Server の設定」を 参照してください。
手順
ドメインの DNS サーバーを管理するように設定する Satellite または Capsule Server で、以下の手順を実行します。
DNS サーバーとしての Satellite または Capsule の設定
外部の DNS を設定する前に応答ファイルのバックアップを作成済みの場合には、応答ファイルを復元して、
satellite-installer
コマンドを入力します。# satellite-installer
応答ファイルの適切なバックアップがない場合には、ここで応答ファイルのバックアップを作成します。応答ファイルを使用せずに Satellite または Capsule を DNS サーバーとして設定するには、Satellite と影響のある各 Capsule で、以下の
satellite-installer
コマンドを入力します。# satellite-installer \ --foreman-proxy-dns=true \ --foreman-proxy-dns-managed=true \ --foreman-proxy-dns-provider=nsupdate \ --foreman-proxy-dns-server="127.0.0.1" \ --foreman-proxy-dns-tsig-principal="foremanproxy/satellite.example.com@EXAMPLE.COM" \ --foreman-proxy-dns-tsig-keytab=/etc/foreman-proxy/dns.keytab
詳細は、「 Capsule Server での DNS、DHCP および TFTP の設定」を参照してください。
satellite-installer
コマンドを実行して Capsule 設定に変更を加えた後に、Satellite Web UI で変更のある Capsule ごとに設定を更新する必要があります。
Satellite Web UI での設定更新
- インフラストラクチャー > Capsules に移動します。
- 更新する各 Capsule で、アクション リストから リフレッシュ を選択します。
ドメインを設定します。
- インフラストラクチャー > ドメイン に移動して、設定するドメイン名をクリックします。
- ドメイン タブで、DNS Capsule を、サブネットの接続先の Capsule に設定します。
サブネットを設定します。
- インフラストラクチャー > サブネット に移動し、サブネット名を選択します。
- サブネット タブで、IPAM を DHCP または Internal DB に設定します。
- ドメイン タブで、Satellite または Capsule で管理するドメインを選択します。
- Capsules タブで、Reverse DNS Capsule を、サブネットの接続先の Capsule に設定します。
- 送信 をクリックして変更を保存します。