2.3. 新しいモジュールボイラープレートの生成
新規モジュール作成の最初の手順は、Puppet モジュールディレクトリーに切り替え、基本的なモジュール構造を作成することです。この構造を手動で作成するか、Puppet を使用してモジュール用のボイラープレートを作成します。
# cd /etc/puppetlabs/code/modules
# puppet module generate user_name-module_name
インタラクティブなウィザードが表示され、メタデータでのモジュールの metadata.json ファイルの入力方法を説明します。
モジュールの生成プロセスが完了すると、新しいモジュールには manifests ディレクトリーを含む一部の基本ファイルが含まれます。このディレクトリーには、モジュールのメインマニフェストファイルである init.pp というマニフェストファイルがすでに含まれています。ファイルを表示して、モジュールの空のクラス宣言を表示します。
class mymodule { }
モジュールには、同じく init.pp という名前のマニフェストを含む examples ディレクトリーも含まれています。このテストマニフェストには、manifests/init.pp 内の mymodule
クラスへの参照が含まれます。
include::mymodule
Puppet はこのテストマニフェストを使用してモジュールをテストします。
これで、システム設定をモジュールに追加する準備ができました。