7.6. コンテンツのデプロイメント
コンテンツのデプロイメントは、コンテンツホストにおけるエラータおよびパッケージの管理です。Satellite でコンテンツをデプロイする方法は 2 つあります。1 つ目は、デフォルトの方法である Goferd サービスエージェント です。2 つ目は、リモート実行 を介した管理となります。
goferd サービスエージェント: このサービスは、Satellite Server と通信を行い、主にパッケージのインストール、更新、レポートのタスクを実行します。このエージェントは、Katello-agent RPM パッケージを正常にインストールした後にコンテンツホストで自動的に起動して有効化されます。
Katello エージェントは非推奨で、今後の Satellite のバージョンで削除される点に注意してください。
- リモート実行: SSH トランスポートを介したリモート実行では、パッケージのインストール、更新、または削除、設定管理エージェントのブートストラップ、および Puppet 実行のトリガーが可能になります。Satellite Server では、リモート実行がデフォルトで有効ですが、Capsule Server とコンテンツホストのデフォルトでは無効になっているため、手動で有効にする必要があります。
- コンテンツのデプロイメント方法を検討する: リモート実行を使用すると、Goferd サービスを無効にして、コンテンツホストのメモリーと CPU 負荷を減らすことができます。ただし、リモート実行を全コンテンツホストで手動で設定しないと、Goferd を置き換えることができません。この設定プロセスは、デプロイしたコンテンツホストの数が多いシステムでは大掛かりとなります。詳細は、ホストの管理の Goferd および Katello エージェントを使用しないホスト管理 を参照してください。