6.2. セキュリティートークンの有効期間の設定
無人および PXE なしのプロビジョニングを行う場合には、セキュリティー措置として、Satellite は自動的に一意のトークンを生成し、このトークンを PXE 設定ファイル (PXELinux、Grub2) のキックスタート URL に追加します。
デフォルトでは、トークンの有効期限は 360 分です。ホストのプロビジョニング時に、この時間内にホストを再起動するようにしてください。トークンの有効期限が切れると、トークンは無効になり、404 エラーが送出され、オペレーティングシステムのインストーラーのダウンロードが失敗します。
トークンの有効期限を調節するには、Satellite Web UI で 管理 > 設定 に移動して、プロビジョニング タブをクリックします。トークンの期間 オプションを検索して、編集アイコンをクリックし、期間を変更するか、0
と入力してトークンの生成を無効にします。
トークンの生成が無効になっている場合には、攻撃者はクライアントの IP アドレスを偽装して、Satellite Server から、暗号化された root パスワードなど、キックスタートをダウンロードできます。