11.3. Satellite Server への VMware vSphere 接続の追加
この手順を使用して、Satellite Server のコンピュートリソースに VMware vSphere 接続を追加します。
Satellite が TCP ポート 443 を介して vCenter と通信できるよう、ホストおよびネットワークベースのファイアウォールが設定されていることを確認します。Satellite が vCenter のホスト名を解決でき、vCenter が Satellite Server のホスト名を解決できることを確認します。
手順
接続を追加するには、以下の手順を行います。
- Satellite Web UI で インフラストラクチャー > コンピュートリソース に移動して、コンピュートリソースのウィンドウで コンピュートリソースの作成 をクリックします。
- 名前 フィールドに、リソースの名前を入力します。
- プロバイダー の一覧から VMware を選択します。
- 説明 フィールドには、リソースの説明を入力します。
- VCenter/Server (サーバー) フィールドには、vCenter サーバーの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
- ユーザー フィールドには、ユーザー名と、vCenter のリソースにアクセスするためのパーミッションを入力します。
- パスワード フィールドで、ユーザーのパスワードを入力します。
- データセンターのロード をクリックして、VMware vSphere 環境からデータセンターリストを生成します。
- データセンター リストから、このリストから管理する特定のデータセンターを選択します。
- フィンガープリント フィールドは、データセンターからのフィンガープリントが投入されていることを確認します。
- ディスプレイタイプ リストから、VNC や VMRC などのコンソールタイプを選択します。VNC コンソールは VMware ESXi 6.5 以降ではサポートされません。
オプション: VNC コンソールパスワード フィールドでは、ディスプレイ接続時にランダムに生成されたパスワードを設定します チェックボックスを選択して、無作為に作成されたパスワードで、新規ホストへのアクセスのセキュリティーを確保します。
libvirtd
ホストからゲスト仮想マシンコンソールにアクセスするための VNC コンソールのパスワードは、以下のコマンドの出力から取得できます。# virsh edit your_VM_name <graphics type='vnc' port='-1' autoport='yes' listen='0.0.0.0' passwd='your_randomly_generated_password'>
パスワードは、virt-manager などで、仮想マシンのコンソールを開くたびに無作為に生成されます。
- キャッシングの有効化 リストからコンピュートリソースのキャッシングを有効化するかどうかを選択できます。詳細は、「コンピュートリソースのキャッシング」 を参照してください。
- ロケーション および 組織 タブをクリックして、値が現在のコンテキストに自動的に設定されていることを確認します。また別のコンテキストを追加することもできます。
- 送信 をクリックして接続を保存します。
CLI をご利用の場合
hammer compute-resource create
コマンドで接続を作成します。--provider
で Vmware
を選択し、--uuid
でデータセンターのインスタンス UUID を設定します。
# hammer compute-resource create --name "My_vSphere" \ --provider "Vmware" \ --description "vSphere server at vsphere.example.com" \ --server "vsphere.example.com" --user "My_User" \ --password "My_Password" --locations "My_Location" --organizations "My_Organization" \ --datacenter "My_Datacenter"