スタートガイド


Red Hat Service Interconnect 1.4

Skupper CLI および YAML の使用

概要

このガイドでは、Red Hat Service Interconnect 1.4 の使用を開始する方法について説明します。
Red Hat Service Interconnect は、オープンソースの Skupper プロジェクトの Red Hat ビルドです。

第1章 CLI の使用方法

Skupper CLI を使用すると、サイトを作成し、サービスネットワーク上にサービスを公開できます。

前提条件

  • サポートされる設定 で説明されているように、サポートされる Kubernetes クラスターまたはサポートされる RHEL マシンへのアクセスがある。
  • インストール の説明に従って、skupper CLI がインストールされている。

手順

  1. 次のコマンドを使用して CLI のバージョンを確認します。

    $ skupper version
    client version 1.4.<minor>-redhat-<build-number>

    skupper CLI のRed Hat ビルドには、表示されるバージョンに redhat が含まれています。

  2. Skupper - Getting started のチュートリアルを実行します。
注記

OpenShift Container Platform バージョン 4.11 または 4.12 の namespace でサイトを作成すると、次の警告で始まるメッセージが表示されます。

W0320 15:27:27.446084 48301 warnings.go:70] would violate PodSecurity "restricted:v1.24"

このメッセージは OpenShift の将来の制限に関連しているため、無視してかまいません。

第2章 YAML の使用

YAML ファイルを使用して Skupper を設定すると、ソース管理を使用して Skupper ネットワークの変更を追跡および管理できるようになります。

前提条件

  • サポートされる設定 で説明されているように、サポートされる Kubernetes クラスターへのアクセスがある。
  • インストール の説明に従って、skupper コントローラーがインストールされている。

手順

  1. Creating a Skupper site using YAML の説明に従ってサイトを作成します。

    注記

    Red Hat Service Interconnect のインストールに Operator を使用したとしても、skupper コントローラーをインストールして行ったとしても、同じ YAML を使用してサイトを作成できます。

  2. skupper コマンドを使用してサイトをリンクします。

    注記

    YAML を使用してトークンを作成および使用できますが、プロセスは宣言型ではなく手続き型となります。

  3. Configuring services using annotations の説明に従って、サービスを公開します。

第3章 関連情報

次のリソースが利用可能です。

付録A Service Interconnect のドキュメントについて

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、今後の複数のリリースで段階的に用語の置き換えを実施して参ります。詳細は、Red Hat CTO である Chris Wright のメッセージ をご覧ください。

改訂日時: 2024-04-26

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