6.3. JDBC ドライバーの宣言およびロード
次に行う必要があるのは、新しくパッケージ化された JDBC ドライバーをデプロイメントプロファイルに宣言して、サーバーの起動時にロードされて使用可能になるようにすることです。このアクションを実行する場所は、操作モード によって異なります。標準モードでデプロイする場合は、…/standalone/configuration/standalone.xml を編集します。標準のクラスターリングモードでデプロイする場合は、…/standalone/configuration/standalone-ha.xml を編集します。ドメインモードでデプロイする場合は、…/domain/configuration/domain.xml を編集します。ドメインモードでは、auth-server-standalone
または auth-server-clustered
のいずれかを使用しているプロファイルを編集する必要があります。
プロファイルで datasources
サブシステム内で drivers
XML ブロックを検索します。H2 JDBC ドライバー用に宣言された事前定義されたドライバーが表示されるはずです。ここで、外部データベース用の JDBC ドライバーを宣言します。
JDBC ドライバー
<subsystem xmlns="urn:jboss:domain:datasources:4.0"> <datasources> ... <drivers> <driver name="h2" module="com.h2database.h2"> <xa-datasource-class>org.h2.jdbcx.JdbcDataSource</xa-datasource-class> </driver> </drivers> </datasources> </subsystem>
drivers
XML ブロック内では、追加の JDBC ドライバーを宣言する必要があります。任意のものに選択できる 名前
が必要です。ドライバー JAR について以前に作成した module
パッケージを参照する module
属性を指定します。最後に、ドライバーの Java クラスを指定する必要があります。これは、この章で定義したモジュールの例に含まれる PostgreSQL ドライバーのインストール例です。
JDBC ドライバーの宣言
<subsystem xmlns="urn:jboss:domain:datasources:4.0"> <datasources> ... <drivers> <driver name="postgresql" module="org.postgresql"> <xa-datasource-class>org.postgresql.xa.PGXADataSource</xa-datasource-class> </driver> <driver name="h2" module="com.h2database.h2"> <xa-datasource-class>org.h2.jdbcx.JdbcDataSource</xa-datasource-class> </driver> </drivers> </datasources> </subsystem>