1.3. LDAP と Kerberos の統合の改善点
RH-SSO 7.6.9 以降、Red Hat Single Sign-On は、同じ Kerberos レルムとの Kerberos 統合をサポートするレルムで複数の LDAP プロバイダーをサポートします。LDAP プロバイダーが Kerberos/SPNEGO で認証されたユーザーを検索できない場合、Red Hat Single Sign-On は次の LDAP プロバイダーにフォールバックします。また、Red Hat Single Sign-On は、単一の LDAP プロバイダーが相互に信頼されている複数の Kerberos レルムをサポートするケースにも対応します。
1.3.1. その他の改善点
- アカウントコンソールが最新の PatternFly リリースと整合。
- 暗号化されたユーザー情報エンドポイント応答のサポート。
- 暗号化キーに使用される A256GCM を使用したアルゴリズム RSA-OAEP のサポート。
- GitHub Enterprise サーバーでのログインのサポート。