2.2. FIPS 対応クラスターでの AMQ Streams の実行
現在、FIPS 準拠の設定ではありませんが、FIPS 対応のクラスターで AMQ ストリームを実行できるようになりました。
AMQ Streams コンテナーイメージで使用される OpenJDK は、FIPS 対応クラスターで自動的に FIPS モードに切り替わります。これにより、AMQ Streams がクラスターで実行されなくなります。
FIPS 対応クラスターで AMQ Streams を実行するには、Cluster Operator のデプロイメント設定で FIPS_MODE
環境変数を無効に設定し、OpenJDK FIPS モードを無効にします。AMQ Streams のデプロイは FIPS に準拠していませんが、AMQ Streams Operator とそのすべてのオペランドは、FIPS 対応の Kubernetes クラスターで実行できます。
Cluster Operator の FIPS 設定例
apiVersion: apps/v1
kind: Deployment
spec:
# ...
template:
spec:
serviceAccountName: strimzi-cluster-operator
containers:
# ...
env:
# ...
- name: "FIPS_MODE"
value: "disabled" 1
# ...
- 1
- FIPS モードを無効にします。
Cluster Operator での FIPS モードの設定 を参照してください。