1.3. v1beta2 API バージョンのサポート
すべてのカスタムリソースの v1beta2
API バージョンが AMQ Streams 1.7 で導入されました。AMQ Streams 1.8 では、KafkaTopic
および KafkaUser
を除くすべての AMQ Streams カスタムリソースから v1alpha1
および v1beta1
API バージョンが削除されました。
カスタムリソースを v1beta2
にアップグレードすると、Kubernetes v1.22 に必要な Kubernetes CRD v1
へ移行する準備ができます。
バージョン 1.7 より前の AMQ Streams バージョンからアップグレードする場合は、以下を行います。
- AMQ Streams 1.7 へのアップグレード
-
カスタムリソースの
v1beta2
への変換 - AMQ Streams 1.8 へのアップグレード
AMQ Streams バージョン 2.1 にアップグレードする前に、API バージョン v1beta2
を使用するようにカスタムリソースをアップグレードする必要があります。
Deploying and upgrading AMQ Streams を参照してください。
1.3.1. カスタムリソースの v1beta2
へのアップグレード
カスタムリソースの v1beta2
へのアップグレードをサポートするため、AMQ Streams では API 変換ツール が提供されます。これは AMQ Streams ソフトウェアのダウンロードページ からダウンロードできます。
カスタムリソースのアップグレードは、2 つのステップで実行します。
ステップ 1: カスタムリソースの形式の変換
API 変換ツールを使用して、以下のいずれかの方法でカスタムリソースの形式を v1beta2
に適用可能な形式に変換できます。
- AMQ Streams カスタムリソースの設定を記述する YAML ファイルの変換
- クラスターでの AMQ Streams カスタムリソースの直接変換
各カスタムリソースを、v1beta2
に適用可能な形式に手動で変換することもできます。カスタムリソースを手動で変換する手順は、ドキュメントを参照してください。
ステップ 2: CRD の v1beta2
へのアップグレード
次に、crd-upgrade
コマンドで API 変換ツールを使用して、CRD の ストレージ API バージョンとして v1beta2
を設定する必要があります。この手順は手動で行うことはできません。
完全な手順については、Upgrading AMQ Streams を参照してください。