第11章 AMQ Streams のダウングレード
アップグレードしたバージョンの AMQ Streams で問題が発生した場合は、インストールを直前のバージョンに戻すことができます。
YAML インストールファイルを使用して AMQ Streams をインストールした場合は、以前のリリースから YAML インストールファイルを使用して、以下のダウングレード手順を実行できます。
以前のバージョンの AMQ Streams では使用している Kafka バージョンがサポートされない場合、メッセージに追加されるログメッセージ形式のバージョンが一致すれば Kafka をダウングレードすることができます。
別のインストール方法を使用して AMQ Streams をデプロイした場合は、サポートされるアプローチを使用して AMQ Streams をダウングレードします。ここでは、ダウングレードの手順を使用しないでください。たとえば、Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用して AMQ Streams をインストールした場合、デプロイチャネルを以前のバージョンの AMQ Streams に変更することでダウングレードできます。
11.1. Cluster Operator の以前のバージョンへのダウングレード リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
AMQ Streams で問題が発生した場合は、インストールを元に戻すことができます。
この手順では、Cluster Operator デプロイメントを以前のバージョンにダウングレードする方法を説明します。
前提条件
- 既存の Cluster Operator デプロイメントを利用できる。
- 以前のバージョンのインストールファイルがダウンロード済み である必要があります。
手順
-
既存の Cluster Operator リソース (
/install/cluster-operatorディレクトリー内) に追加した設定変更を書留めておきます。すべての変更は、以前のバージョンの Cluster Operator によって上書きされます。 - カスタムリソースを元に戻して、ダウングレードする AMQ Streams バージョンで利用可能なサポート対象の設定オプションを反映します。
Cluster Operator を更新します。
Cluster Operator を実行している namespace に従い、以前のバージョンのインストールファイルを編集します。
Linux の場合は、以下を使用します。
sed -i 's/namespace: .*/namespace: my-cluster-operator-namespace/' install/cluster-operator/*RoleBinding*.yamlMacOS の場合は、以下を使用します。
sed -i '' 's/namespace: .*/namespace: my-cluster-operator-namespace/' install/cluster-operator/*RoleBinding*.yaml-
既存の Cluster Operator
Deploymentで 1 つ以上の環境変数を編集した場合、install/cluster-operator/060-Deployment-strimzi-cluster-operator.yamlファイルを編集し、これらの環境変数を使用します。
設定を更新したら、残りのインストールリソースとともにデプロイします。
oc replace -f install/cluster-operatorローリング更新が完了するのを待ちます。
Kafka Pod のイメージを取得して、ダウングレードが正常に完了したことを確認します。
oc get pod my-cluster-kafka-0 -o jsonpath='{.spec.containers[0].image}'イメージタグには、新しい AMQ Streams バージョンと Kafka バージョンが順に示されます。例:
NEW-STRIMZI-VERSION-kafka-CURRENT-KAFKA-VERSION
Cluster Operator は以前のバージョンにダウングレードされました。