6.3. User Operator
User Operator は、KafkaUser
リソースを通じて Kafka クラスター内のユーザーを管理する方法を提供します。
User Operator は、Kafka ユーザーが記述される KafkaUser
リソースを監視して Kafka クラスターの Kafka ユーザーを管理し、Kafka ユーザーが Kafka クラスターで適切に設定されるようにします。
KafkaUser
が作成、削除、または変更されると、ユーザーオペレーターは Kafka ユーザーに対して対応するアクションを実行します。
アプリケーションのデプロイメントの一部として KafkaUser
リソースを宣言すると、User Operator が Kafka ユーザーを管理します。ユーザーの認証および承認メカニズムを指定できます。たとえば、ユーザーがブローカーへのアクセスを独占しないようにするため、Kafka リソースの使用を制御する ユーザークォータ を設定することもできます。
ユーザーが作成されると、ユーザークレデンシャルが Secret
に作成されます。アプリケーションはユーザーとそのクレデンシャルを使用して、認証やメッセージの生成または消費を行う必要があります。
User Operator は 認証のクレデンシャルを管理する他に、KafkaUser
宣言にユーザーのアクセス権限の記述を含めることで承認も管理します。