第1章 Kafka Bridge の概要
AMQ Streams Kafka Bridge を使用して、Kafka クラスターに HTTP リクエストを送信します。
Kafka Bridge を使用して、HTTP クライアントアプリケーションを Kafka クラスターと統合できます。
HTTP クライアント統合
1.1. Kafka Bridge の実行
AMQ Streams Kafka Bridge をインストールして、Kafka クラスターと同じ環境で実行します。
Kafka Bridge インストールアーティファクトをダウンロードしてホストマシンに追加できます。ローカル環境で Kafka Bridge を試すには、Kafka Bridge クイックスタート を参照してください。
Kafka Bridge の各インスタンスは、HTTP クライアントに代わって Kafka ブローカーに接続する独自のメモリー内コンシューマー (およびサブスクリプション) のセットを維持することに注意することが重要です。これは、作成されたサブスクリプションにアクセスするには、各 HTTP クライアントが同じ Kafka Bridge インスタンスへのアフィニティーを維持する必要があることを意味します。さらに、Kafka Bridge のインスタンスが再起動すると、メモリー内のコンシューマーとサブスクリプションが失われます。Kafka ブリッジが再起動した場合にコンシューマーとサブスクリプションを再作成するのは、HTTP クライアントの責任です。
1.1.1. OpenShift での Kafka Bridge の実行
OpenShift に AMQ Streams をデプロイした場合は、AMQ Streams Cluster Operator を使用して、Kafka Bridge を OpenShift クラスターにデプロイできます。Kafka Bridge を KafkaBridge
リソースとして設定およびデプロイします。Cluster Operator が OpenShift namespace にデプロイした稼働中の Kafka クラスターが必要です。OpenShift クラスターの外部で Kafka Bridge にアクセスするようにデプロイメントを設定できます。
HTTP クライアントは、作成したコンシューマーまたはサブスクリプションにアクセスするために、Kafka Bridge の同じインスタンスへのアフィニティーを維持する必要があります。したがって、OpenShift デプロイメントごとに Kafka Bridge の複数のレプリカを実行することは推奨できません。Kafka Bridge Pod が再起動した場合 (たとえば、OpenShift がワークロードを別のノードに再配置したため)、HTTP クライアントはコンシューマーまたはサブスクリプションを再作成する必要があります。
Kafka Bridge を KafkaBridge
リソースとしてデプロイおよび設定する方法は、AMQ Streams のドキュメント を参照してください。