10.10. トピックでのファイナライザーの削除
一方向 Topic Operator が実行されておらず、管理トピックを削除するときにファイナライゼーションプロセスをバイパスする場合は、ファイナライザーを削除する必要があります。これは、リソースを直接編集するか、コマンドを使用して手動で実行できます。
すべてのトピックでファイナライザーを削除するには、以下のコマンドを使用します。
トピックでのファイナライザーの削除
oc get kt -o=json | jq '.items[].metadata.finalizers = null' | oc apply -f -
このコマンドは、jq
コマンドライン JSON パーサーツール を使用して、ファイナライザーを null
に設定することで KafkaTopic
(kt
) リソースを変更します。特定のトピックにコマンドを使用することもできます。
特定のトピックでファイナライザーの削除
oc get kt <topic_name> -o=json | jq '.metadata.finalizers = null' | oc apply -f -
コマンドを実行すると、トピックを削除できます。あるいは、トピックがすでに削除されているものの、未処理のファイナライザーによりブロックされていた場合は、削除が完了するはずです。
Topic Operator が実行されていない場合、ファイナライゼーションプロセスに関連するクリーンアップ操作は実行されないため、ファイナライザーを削除するときは注意してください。たとえば、KafkaTopic
リソースからファイナライザーを削除し、その後リソースを削除した場合、関連する Kafka トピックは削除されません。