23.3. Streams for Apache Kafka Drain Cleaner の使用


Streams for Apache Kafka Drain Cleaner を Cluster Operator と組み合わせて使用し、ドレイン対象のノードから Kafka ブローカーまたは ZooKeeper Pod を移動します。Streams for Apache Kafka Drain Cleaner を実行すると、ローリング更新 Pod アノテーションが Pod に付けられます。Cluster Operator はアノテーションに基づいてローリング更新を実行します。

アンチアフィニティー設定を使用する場合の考慮事項

Kafka または ZooKeeper Pod で アンチアフィニティー を使用する場合は、クラスターに予備のワーカーノードを追加することを検討してください。スペアノードを含めることで、ノードのドレイン中や他のノードが一時的に利用できなくなったときにクラスターに Pod を再スケジュールできる容量が確保されます。ワーカーノードがドレインされ、反アフィニティールールによって代替ノードでの Pod の再スケジュールが制限されている場合、スペアノードは、再起動した Pod がスケジュール不能になるのを防ぐのに役立ちます。これにより、ドレイン操作が失敗するリスクが軽減されます。

手順

  1. Kafka ブローカーまたは ZooKeeper Pod をホストする、特定の OpenShift ノードをドレイン (解放) します。

    oc get nodes
    oc drain <name-of-node> --delete-emptydir-data --ignore-daemonsets --timeout=6000s --force
  2. Streams for Apache Kafka Drain Cleaner のログのエビクションイベントをチェックして、Pod に再起動のアノテーションが付けられていることを確認します。

    Pod のアノテーションを示す Streams for Apache Kafka Drain Cleaner のログ

    INFO ... Received eviction webhook for Pod my-cluster-zookeeper-2 in namespace my-project
    INFO ... Pod my-cluster-zookeeper-2 in namespace my-project will be annotated for restart
    INFO ... Pod my-cluster-zookeeper-2 in namespace my-project found and annotated for restart
    
    INFO ... Received eviction webhook for Pod my-cluster-kafka-0 in namespace my-project
    INFO ... Pod my-cluster-kafka-0 in namespace my-project will be annotated for restart
    INFO ... Pod my-cluster-kafka-0 in namespace my-project found and annotated for restart

  3. Cluster Operator ログで調整イベントを確認し、ローリング更新を確認します。

    Cluster Operator log shows rolling updates (Cluster Operator ログによるローリング更新の表示)

    INFO  PodOperator:68 - Reconciliation #13(timer) Kafka(my-project/my-cluster): Rolling Pod my-cluster-zookeeper-2
    INFO  PodOperator:68 - Reconciliation #13(timer) Kafka(my-project/my-cluster): Rolling Pod my-cluster-kafka-0
    INFO  AbstractOperator:500 - Reconciliation #13(timer) Kafka(my-project/my-cluster): reconciled

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