7.5. フィーチャーゲートリリース
フィーチャーゲートには、3 段階の成熟度があります。
- Alpha: 通常はデフォルトで無効
- Beta: 通常はデフォルトで有効
- General Availability(GA): 通常は常に有効
Alpha ステージの機能は実験的で不安定である可能性があり、変更される可能性があり、実稼働用に十分にテストされていない可能性があります。Beta ステージの機能は、十分にテストされており、その機能は変更されない可能性が高くなります。GA ステージの機能は安定しており、今後変更されることはありません。Alpha または Bata ステージの機能は、有用であることが証明されない場合は削除されます。
-
ControlPlaneListener
フィーチャーゲートは、Streams for Apache Kafka 2.3 で GA ステージに移行しました。現在は永続的に有効になっており、無効にすることはできません。 -
ServiceAccountPatching
フィーチャーゲートは、Streams for Apache Kafka 2.3 で GA ステージに移行しました。現在は永続的に有効になっており、無効にすることはできません。 -
UseStrimziPodSets
フィーチャーゲートは、Streams for Apache Kafka 2.5 で GA ステージに移行しました。StatefulSets のサポートは完全に削除されました。現在は永続的に有効になっており、無効にすることはできません。 -
StableConnectIdentities
フィーチャーゲートは、Streams for Apache Kafka 2.7 で GA ステージに移行しました。現在は永続的に有効になっており、無効にすることはできません。 -
UseKRaft
フィーチャーゲートは Beta ステージにあり、デフォルトで有効になっています。 -
KafkaNodePools
フィーチャーゲートは Beta ステージにあり、デフォルトで有効になっています。 -
UnidirectionalTopicOperator
フィーチャーゲートは Beta ステージにあり、デフォルトで有効になっています。
フィーチャーゲートは、GA に達した時点で削除される可能性があります。つまり、機能が Streams for Apache Kafka のコア機能に組み込まれ、無効にできなくなることがあります。
フィーチャーゲート | Alpha | Beta | GA |
---|---|---|---|
| 1.8 | 2.0 | 2.3 |
| 1.8 | 2.0 | 2.3 |
| 2.1 | 2.3 | 2.5 |
| 2.2 | 2.7 | - |
| 2.4 | 2.6 | 2.7 |
| 2.5 | 2.7 | - |
| 2.5 | 2.7 | - |
フィーチャーゲートが有効になっている場合は、Streams for Apache Kafka の特定のバージョンからアップグレードまたはダウングレードする前に、フィーチャーゲートを無効にする (または、フィーチャーゲートを無効にできる Streams for Apache Kafka のバージョンに先にアップグレードまたはダウングレードする) 必要がある場合があります。次の表は、Streams for Apache Kafka のバージョンのアップグレードまたはダウングレード時に無効にする必要があるフィーチャーゲートを示しています。
フィーチャーゲートの無効化 | アップグレード元の Streams for Apache Kafka バージョン | ダウングレード先の Streams for Apache Kafka バージョン |
---|---|---|
| 1.7 以前 | 1.7 以前 |
| - | 2.0 以前 |
| - | 2.3 以前 |