3.8. メッセージデータのログフラッシュの制御
一般に、明示的なフラッシュしきい値を設定せず、オペレーティングシステムにデフォルト設定を使用してバックグラウンドフラッシュを実行させることを推奨します。パーティションレプリケーションは、障害が発生したブローカーが同期レプリカから回復できるため、単一のディスクへの書き込みよりもデータの持続性が優れています。
ログフラッシュプロパティーは、キャッシュされたメッセージデータのディスクへの定期的な書き込みを制御します。スケジューラーは、ログキャッシュのチェック頻度をミリ秒単位で指定します。
# ... log.flush.scheduler.interval.ms=2000 # ...
メッセージがメモリーに保持される最大時間と、ディスクに書き込む前にログに記録されるメッセージの最大数に基づいて、フラッシュの頻度を制御できます。
# ... log.flush.interval.ms=50000 log.flush.interval.messages=100000 # ...
フラッシュ間の待機時間には、チェックを行う時間と、フラッシュが実行される前の指定された間隔が含まれます。フラッシュの頻度を増やすと、スループットに影響を及ぼす可能性があります。
アプリケーションフラッシュ管理を使用しており、より高速なディスクを使用している場合には、フラッシュしきい値を低く設定することが適切な場合があります。