3.2. ブローカーのスケールダウン処理の改善
デフォルトでは、Streams for Apache Kafka は、Kafka クラスターでスケールダウン操作を開始する前に、ブローカー上にパーティションレプリカが存在しないことをチェックします。以前は、ブローカーがまだ使用中であることが判明した場合、スケールダウン操作がブロックされ、調整が失敗していました。現在は、スケールダウンによる変更は元に戻されますが、調整は通常どおり続行できます。
ただし、このブロックメカニズムを回避するほうがよい場合もあります。たとえば、ビジーなクラスターのチェックを無効にすると便利な場合があります。これを行うには、strimzi.io/skip-broker-scaledown-check
を true
に設定して、Kafka
リソースにアノテーションを付けます。
スケールダウン操作でのチェックのスキップ を参照してください。