第9章 既知の問題


このセクションでは、OpenShift 上の Streams for Apache Kafka 2.7 に関する既知の問題を説明します。

9.1. OpenShift 4.16: シークレットの過剰な生成

OpenShift Container Platform (OCP) バージョン 4.16 に Kafka インスタンスをデプロイすると、Kafka namespace で dockercfg シークレットが継続的に作成されます。

この問題は、サービスアカウントに openshift.io/internal-registry-pull-secret-ref アノテーションが追加されると発生し、Streams for Apache Kafka と OpenShift がアノテーションを繰り返し書き換えるため、調整ループが発生します。時間が経つにつれて、何千もの不要なシークレットが蓄積される可能性があります。

回避策

この問題を軽減するには、問題が解決されている OCP バージョン 4.16.4 以降にアップグレードしてください。

アップグレードがすぐにできない場合は、一時的な回避策として、各サービスアカウントの openshift.io/internal-registry-pull-secret-ref アノテーションを手動で設定し、調整ループを防止します。

アノテーションの設定

template:
  serviceAccount:
    metadata:
      annotations:
        openshift.io/internal-registry-pull-secret-ref: my-cluster-entity-operator-dockercfg-qxwxd

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